3. 場所の力─パブリック・ヒストリーとしての都市景観
場づくりを行うときに、そこが誰かにとって深い意味のある場所かどうか、誰かの記憶や社会・地域の歴史と結びついた価値を見出せる場所かどうかなど、人によってその場所を認知する仕方が違うということを学びました。
書籍情報
著者:ドロレス・ハイデン著、後藤春彦訳、篠田裕見訳、佐藤俊郎訳
出版社:学芸出版社
発売日:2002/3/1
4. 陰翳礼讃
都市デザインやプレイスメイキングは欧米で生まれた概念ですが、日本人の感性が反映されてしかるべきだと考え、手に取りました。「陰にこそ美がある」と、暗さと明るさのグラデーションを愛でる美意識や文化に気づかされます。
書籍情報
著者:谷崎潤一郎
出版社:中央公論新社
発売日:1995/9/18
5. THE STUDY OF COMME des GARÇONS
川久保玲さんのデザインは「アンチ・モード」と評されることがありますが、そうではありません。主流か反主流かの二項対立ではなく、もっと多様。場づくりやウェルビーイングも、心地いいか悪いかではなく多様であるべきです。
書籍情報
著者:南谷えり子、秋山道男
出版社:リトル・モア
発売日:2004/6/29
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