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凍らせるだけ!さっぱりレモンシャーベットの簡単レシピ&皮を使った家事アイディア

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 ようやく梅雨が明け、今年も夏がやってきた。この時期は気温が上がれば上がるほど、かき氷やアイスクリームなど冷たくてさっぱりしたものが食べたくなる。そんな暑い夏にぴったりの、さっぱりレモンシャーベットのレシピを紹介する。材料はレモンとはちみつだけで手順も簡単。さらに使い終わったレモンの皮を、捨てずに再利用する家事アイディアもあわせて紹介する。

目次

レモンの出荷量日本一は広島県

レモン
photo by Andy M. from Pixabay

 スーパーなどでレモンを購入する際、産地を確認したことはあるだろうか?外国産だけでなく国産レモンが店頭にあれば、ぜひ産地を見てみてほしい。なぜならそのほとんどが「広島県産」の可能性が高いからだ。実は調べてみると国産レモンの収穫量・出荷量は、どちらも日本全体の約50%を広島県が占めていた。

全国  レモン収穫量8259.4t、出荷量6421.9t
広島県 レモン収穫量4789.5t、出荷量3246.6t
〔平成29年産 特産果樹生産動態等調査/農林水産省より〕

 そのため近年では広島県の土産物店に行くと、全国的にも有名なもみじ饅頭よりも、さまざまな種類のレモン土産(お菓子、調味料、雑貨など)の方がよく目にするようになった。香川県の「うどん県」に対して、広島県は「レモン県」と言えるのではと思うほど、レモンを県の特産品として大きく売り出しているようだ。

レモンシャーベットの作り方

 そして今回はその広島レモンを使い、夏にさっぱり食べられるレモンシャーベットの作り方を紹介する。

[材料](二人分)

  • レモン 1個
  • はちみつ 大さじ1(お好みで調整)
  • 水 100CC

レモンシャーベット

[作り方]

1.レモンを半分に切り、レモン汁を搾る

レモン

2.ボウルに水とはちみつを入れ、混ぜておく

ボウルに入れた水とはちみつ

3.絞った果汁と2を混ぜ合わせ、冷凍庫で凍らせる

4.もし余裕があれば、凍らせている途中で数時間に1回かき混ぜるとカチカチに凍らずにすむ。あとは盛り付ければ完成だ。

レモンシャーベット

 今回のレシピは生のレモンを使ったことで、市販のレモン汁を使うものと比べて、レモンの香りや風味がより一層感じられるシャーベットができた。また材料もシンプルかつ添加物も入っていないので、暑い時期は毎日でも食べたくなるアイスクリームをレモンシャーベットに置き換えれば身体にも優しいだろう。

 夜に材料を混ぜ合わせて冷凍庫に入れておけば、翌朝には完成している「凍らせるだけレシピ」。今回のレシピはレモンの酸味をしっかり楽しめる味だったので、甘いシャーベットが好きな方は途中で味見をしながら微調整し、楽しんでほしい。


レモンの皮は捨てずに家事に活用!浸けおきで茶渋がきれいに取れる家事アイディアを紹介

レモンの皮を使った家事アイディア

 そして今回はレモンシャーベットを作って終わりではなく、搾り終わったレモンの皮を使った家事アイディアも紹介する。実はレモンは家事やお掃除にも万能なアイテムで、今回はマグカップなどの陶器についてしまった「茶渋をキレイにする方法」を試してみた。

マグカップ
茶渋で汚れてしまったマグカップ。擦っても擦ってもなかなか汚れが取れず、いつもは台所用漂白剤を使っていた。

 まず茶渋がついたマグカップに、搾り終わったレモンの皮と水を入れ、半日~1日置いておく。すると、汚れを落とす効果があると言われている「リモネン」というレモンの皮に含まれる成分が、茶渋もキレイに落としてくれるという。

マグカップ(レモン浸けおき中)
今回はシャーベットで使ったレモンの皮を、マグカップに入れやすくするためさらに2等分に切って使用。

 そして6時間ほど置いておいたマグカップ(写真下)を見てみると、周りの茶渋はかなり薄くなっていた。しかしカップ底の茶渋は頑固で取れていなかったため、試しに食器用スポンジで擦ってみると、きれいに茶渋を取ることができた。普段は擦っても擦っても取れない茶渋が、シャーベットを作った後に残ったレモンの皮と水を入れ、放置しておくだけできれいになるならありがたい。

マグカップ(浸けおき後)
6時間ほど浸けおきしていたマグカップ

 さらにレモンを浸けておいた水は、ガスコンロの油汚れもきれいに落とすことができた。食べ物を扱う場所の掃除には、合成洗剤よりも安心して使えると感じた。

 果汁や果肉はレモンシャーベットに使い、搾り終わった皮は家事に使う。ぜひレモン一個を、最後まで余すところなく活用してみてほしい。

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