「油角鮫」なんと読む?
答え:アブラツノザメ
答えは「アブラツノザメ」でした!約120種類ほどのサメが日本周辺の海域で暮らしていると言われていますが、そのなかでも油角鮫は食用として美味しいサメの代表格で知られています。油角鮫は高級食材として中華料理で使用されるほか、高級な練り物としても利用されています。
島根の美味しい魚を食卓へ!!油角鮫(アブラツノザメ)。サメって食べたことありますか?他のサメに比べて脂があり、煮ても固まらないのでアブラザメと呼ばれ、サメ類の中でも、特に味が良いと言われているのが、アブラツノザメです。他の魚では味わえない味がそこにあります。是非、ご賞味ください。 pic.twitter.com/HL2KEgJHue
— 【焼きたて】の雲南名物『焼き鯖』なら当店におまかせ ! (@ishidagyoten) March 14, 2019
油角鮫の由来
第一背びれと第二背びれに太い角があることや、質の良い肝油がとれることから「油角鮫」と書くようになったのだとか(諸説あり)。
青森県の油角鮫
水温の低い場所を好む油角鮫。青森県をはじめとした東北地方や北海道に多く生息しています。平成24年の青森県海面漁業に関する調査結果書のデータによると青森県では年間1,876tものサメ類が漁獲され、そのほとんどが油角鮫だったそう。青森県の油角鮫の最漁期は12月~6月頃。とくに寒くなる12月~2月は身も引きしまって非常に美味なのだとか。
青森県のサメ食文化
青森県は昔からサメを食べる文化があり、油角鮫の骨が食用となっていた生き物の骨と一緒に発掘されたことから、縄文時代にはサメを食べていたのではと考えられています。現在も県内のスーパーなどでは「むきサメ(棒サメ)」と呼ばれる皮がむかれた状態のサメが売られています。
今回は「油角鮫」をご紹介しました!
参考:青森のうまいものたち(https://www.umai-aomori.jp/)
参考:白神の魚(http://www.shirakaminosakana.com/index.php)