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さすがに読める?「油角鮫」油の角を持つ鮫でなんと読む?【読めたらすごい魚漢字クイズ】

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目次

「油角鮫」なんと読む?

答え:アブラツノザメ

答えは「アブラツノザメ」でした!約120種類ほどのサメが日本周辺の海域で暮らしていると言われていますが、そのなかでも油角鮫は食用として美味しいサメの代表格で知られています。油角鮫は高級食材として中華料理で使用されるほか、高級な練り物としても利用されています。

油角鮫の由来

第一背びれと第二背びれに太い角があることや、質の良い肝油がとれることから「油角鮫」と書くようになったのだとか(諸説あり)。

青森県の油角鮫

水温の低い場所を好む油角鮫。青森県をはじめとした東北地方や北海道に多く生息しています。平成24年の青森県海面漁業に関する調査結果書のデータによると青森県では年間1,876tものサメ類が漁獲され、そのほとんどが油角鮫だったそう。青森県の油角鮫の最漁期は12月~6月頃。とくに寒くなる12月~2月は身も引きしまって非常に美味なのだとか。

青森県のサメ食文化

青森県は昔からサメを食べる文化があり、油角鮫の骨が食用となっていた生き物の骨と一緒に発掘されたことから、縄文時代にはサメを食べていたのではと考えられています。現在も県内のスーパーなどでは「むきサメ(棒サメ)」と呼ばれる皮がむかれた状態のサメが売られています。

今回は「油角鮫」をご紹介しました!

参考:青森のうまいものたち(https://www.umai-aomori.jp/)
参考:白神の魚(http://www.shirakaminosakana.com/index.php)

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