養殖日本一は鹿児島県！
さて、なんと読みますか？

答えは「かんぱち」でした！間八はスズキ目アジ科に属する魚で、ブリの仲間です。ブリよりは体高があり、黄色い縦帯が体の中央にあります。釣りで漁獲する際、力強い引きがあることから「大力(だいりき)」と呼ばれることも。

間八を前から見たときに頭に漢字の「八」のような模様があることから「間八」と書かれるようになったそうです(諸説あり)。

養殖間八の生産量日本一は鹿児島県です。その中のひとつ鹿屋市で生産される「かのやカンパチ」は県のブランド魚にも認定されています。鹿屋市の養殖収穫量の8割がかのやカンパチなのだとか。鹿屋市周辺の海は流れの早い黒潮が流れ込んでくるため、常に新鮮な海水が供給されているのだそう。また生餌にもこだわっており、市の花である「バラ」の花びらの粉末が使われているのも大きな特徴です。

鹿屋市には頭がかのやカンパチ、身体が人間の「かのやカンパチロウ」さんがいます。鹿屋市漁業協同組合の出世魚ならぬ、出世社員として「かのやカンパチ」のPRをするために誕生しましたが1年9ヶ月で出荷され、26歳(人年齢)で鹿屋市役所「鹿屋市PR特命係長」へと出世しました。市内のイベントなどによく現れるそう。ぜひ探してみてください。

今回は「間八」をご紹介しました！

参考：鹿屋市(https://www.city.kanoya.lg.jp/index.html)
参考：鹿屋市漁業協同組合(http://jf-kanoya.com/)
参考：京都府(https://www.pref.kyoto.jp/index.html)
参考：ザ・豊洲市場(http://www.toyosu-market.or.jp/)
参考：さばけるプロジェクト(https://sabakeru.uminohi.jp/)