「幻の魚」とも言われています。
淡水魚の中では日本最大の魚です。
これ、なんと読む？

答えは「イトウ」でした！伊富はサケ目サケ科イトウに属する魚です。淡水魚の中では日本最大で、体長が1mを超えることもあります。また10～15年ほどの寿命ですが成魚となるまではオスで4年以上かかり、メスになると6～10年ほどかかると言われています。また産卵時期になるとオスの体は茜色になるのも特徴です。近年では生息域や生息数が減少していることから「幻の魚」と呼ばれることも。かつては青森県や岩手県などで見られましたが、現在は北海道や千島列島、沿海州、サハリンなどで見られるそうです。

北海道にある朱鞠内湖では伊富釣りが出来るスポットです。近年では1mを超えるものは珍しいと言われていますが、東北地方にもいた頃は2mを超えるもの時には見られていたのだとか。そんな時代の伊富を取り戻すべく朱鞠内湖では、
・全長65cm以上の採捕を禁止
・1年間に釣っていいのは1尾のみ
・5月1日～12月10日の期間はどの区域であっても再放流
・シングル＆バーブレスフックのみ使用可能(1竿あたり2本まで)
などの規制を設けています。

今回は「伊富」をご紹介しました！

参考：さばけるプロジェクト(https://sabakeru.uminohi.jp/)
参考：いきものログ(https://ikilog.biodic.go.jp/)
参考：.Lake　Shumarinai(https://www.shumarinai.jp/)