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広島県が発祥の「八朔」、なんと読む?

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目次

「八朔」、これなんだ?

スーパーなどでも見かける八朔。

はち・・・ん・・・?

甘酸っぱいこの果物の読み方は・・・!?

 
写真提供:写真AC

答え:はっさく

答えは「はっさく」です。朔という漢字を知っている方には簡単なクイズだったかもしれませんね。八朔はミカン科、柑橘類のひとつです。大きさは直径7cm~10cmほどで皮が厚く、基本的には中の袋をむいて果肉のみを食べます。ほどよい甘さと酸味があり、人気の高い果物のひとつです。

八朔の由来

八朔とは八月朔日を略した形。八月朔日とは、旧暦で「8月1日」を指します。明治19年頃に「八朔」と呼ばれるようになり、8月1日(現在の9月20日頃)には食べられたことから名づけられたのだそう。

八朔発祥の地は因島

八朔は、1860年頃に広島県にある因島のお寺で見つけられたのがきっかけで近所の人が捨てた柑橘の種から偶然、生まれたといわれています。温暖な気候の因島は、捨てられた種が自然交配しやすかった環境で、八朔のほかにも雑柑と呼ばれる柑橘が多く生まれたのだとか。

はっさく大福やはっさくゼリーでおなじみの八朔は、因島が発祥の地です。
八朔の原木が祀られている田熊町の浄土寺伝によると、万延(1860年)の頃、小江おごう恵徳えとく上人の生家の畑に、近所の人が捨てた柑橘の種から発芽、成長し、自然交配を繰り返して誕生したのが八朔で、旧暦の8月1日(八朔)頃から食べられる柑橘ということで、この名前がついたとされています。
大正の終わりから昭和にかけて当時人気のなかった八朔を、田熊町出身の田中清兵衛さんが大都市へ売り込み、知名度向上に尽力されました。八朔は次第に全国へ広まり庶民の味として定着していきました。
引用元:観光なびいんのしま
 

今回は、八朔をご紹介しました。八朔は5℃以下の環境に長くさらされると苦みが増すことも。風通しがよく、暖房のあたらない場所で保管すると追熟され、さらに美味しくなるそうですよ。

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