3. 沈黙の春 ─生と死の妙薬
環境汚染の分野ではバイブルといってもいいでしょう。化学物質の汚染により、生物界の循環や連鎖が崩れ、多くの生物の個体数が激変しました。発売されてから50年以上経ちましたが、歴史を学ぶために読みたい本です。
書籍情報
著者:レイチェル・カーソン著、青樹簗一訳
出版社:新潮社
発売日:1974/2/20
著者:レイチェル・カーソン著、青樹簗一訳
出版社:新潮社
発売日:1974/2/20
4. 胎児の複合汚染 ─子宮内環境をどう守るか
汚染が母から子どもに受け継がれる危険を述べています。長い時間がかかるためどこでどんな化学物質に晒されたのかわからず、原因も不明なことが多い。それでもできるだけ予防的なアプローチをしようと示しています。
書籍情報
著者:森 千里
出版社:中央公論新社
発売日:2002/4/1
著者:森 千里
出版社:中央公論新社
発売日:2002/4/1
5. 人新世の「資本論」
人類の経済活動が地球や環境を破壊する時代を「人新世」と名づけ、資本主義が抱える問題とその対応策を挙げることで持続可能な未来社会をつくり出すことを説いています。時代の全体像を把握するのにおすすめです。
書籍情報
著者:斎藤幸平
出版社:集英社
発売日:2020/9/17
著者:斎藤幸平
出版社:集英社
発売日:2020/9/17
photographs by Yuichi Maruya text by Sumika Hayakawa
記事は雑誌ソトコト2021年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。