フードジャーナリスト/『Chefs

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | フードジャーナリスト/『Chefs for the Blue』代表理事|佐々木ひろこさんが選ぶ、SDGsと地球環境に触れる本5冊の選書 3〜5

3. 食の終焉 ─グローバル経済がもたらしたもうひとつの危機

グローバル化した食経済が抱える問題を掘り下げ、システム破綻が近いと警鐘を鳴らした本。約10年前の本ですが、多くの問題は今も続いています。コロナ禍を経た社会や消費の変容が「終焉」を遠ざけると祈りたいですね。

書籍情報
著者:ポール・ロバーツ著、神保哲生訳
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2012/3/9

4. 追いつめられる海

『共同通信社』で科学・環境分野の取材を重ね、現在は編集委員を務める著者による、海についての知識と危機感が集約された一冊です。海水の酸性化や低酸素化、水産資源減少など多様な問題の現状を知りたい方に。

書籍情報
著者:井田徹治
出版社:岩波書店
発売日:2020/4/10

5. タネの未来 ─僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

中学3年生で種苗流通会社を立ち上げた著者が、その2年後に書いた「タネについて学べる本」。集約化が進み減り続ける作物の種の現状と、伝統野菜の種を後世に残し多様性を保つことの重要性が綴られています。

書籍情報
著者:小林 宙
出版社:家の光協会
発売日:2019/9/17

photographs by Yuichi Maruya text by Sumika Hayakawa

記事は雑誌ソトコト2021年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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