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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『タイム缶詰』代表・吉田和生さんの選書

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(左から)1. 都会の里海 東京湾 ─人・文化・生き物 / 2. 共感資本社会を生きる ─共感が「お金」になる時代の新しい生き方
目次

1. 都会の里海 東京湾 ─人・文化・生き物

かつて東京湾が魚の宝庫だったように、皆さんが暮らす地域の海も、今とは違う顔を持つ海だったかも。海洋環境専門家の著者の言葉に耳を傾け、里の海や川と、自分が食べている魚について考えてみてください。
著者:木村尚
出版社:中央公論新社

2. 共感資本社会を生きる ─共感が「お金」になる時代の新しい生き方

地方で活躍してきた二人が、「共感」「お金」「幸せ」などをテーマに語り合います。「お金」という尺度だけで評価できない価値や豊かさに気づかされます。地方で漁師や農家を目指す方にぜひ、読んでもらいたいです。
著者:新井和宏、高橋博之
出版社:ダイヤモンド社

3. 深海のYrr(上)

船がクジラに襲われたり、猛毒クラゲが出現したり、海の異変を解き明かす小説。のちに微生物が海洋生物に悪さをしているとわかりますが、その遠因が海への謙虚さを忘れた人間にある、そう思わせる内容です。
 (134319)

著者:フランク・シェッツィング、北川和代(訳)
出版社:早川書房

4. 巨匠直伝! 究極の缶詰レシピ

魚の缶詰はダシとして使える煮汁に旨みが詰まった究極の食材と語る、『分とく山』総料理長が伝授する缶詰レシピ本。サバ味噌煮のレンコングラタンやサケと豆腐の味噌クリーム煮など、つくりたくなる缶詰料理が満載。
 (134320)

著者:野崎洋光
出版社:NHK出版

5. 地元経済を創りなおす ─分析・診断・対策

地域内で回るお金が増えるほど地域経済は豊かになる。それを把握するために地域の収支を分析・診断・対策することを提案。『タイム缶詰』も、地元の『八木澤商店』の醤油と味噌を使い、地域でお金が回るよう努めています。
 (134321)

著者:枝廣淳子
出版社:岩波書店
photographs by Yuichi Maruya text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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