目次
1. 魚屋は真夜中に刺身を引き始める ─鮮魚ビジネス革新の舞台裏
織茂信尋さんのアカデミックな分析や、実際に行ってきた革命の数々から新しい魚屋の姿を見せてくれる一冊です。これまでの魚屋のイメージが変わることで、興味を持つ方が増えたらうれしいです。
著者:織茂信尋
出版社:ダイヤモンド社
出版社:ダイヤモンド社
2. 冷やしとひと塩で 魚はグッとうまくなる
前田尚毅さんの魚に関する貴重な知識と技術が惜しげもなく披露されていて、この一冊があれば、みなさんの魚のレベルが上がると思います。僕自身も本を読んで魚の運び方や保管の仕方など扱い方が変わりました。
著者:前田尚毅
出版社:飛鳥新社
出版社:飛鳥新社
3. 粗談義 ─粗捨てる愚者、粗拾う賢者
料理法から食べ方まで魚の粗をテーマに一冊まるごと書かれています。小泉武夫さんの食に関する表現が巧みで、読むと涎が出てきてしまうはず。魚を骨の髄まで味わおうという気持ちになるとてもおもしろい本です。
著者:小泉武夫
出版社:中央公論新社
出版社:中央公論新社
4. 魚食え! コノヤロー!!!
魚屋『鮮魚 泉銀』の3代目であり、フィッシュロック・バンド『漁港』のボーカル・森田釣竿さんの魚への愛が込められた一冊。魚のおろし方をはじめ写真が豊富で、文体もカジュアルなので読みやすいと思います。
著者:森田釣竿
出版社:時事通信社
出版社:時事通信社
5. 共感ベース思考 ─IT企業をやめて魚屋さんになった私の商いの心得
魚屋『寿商店』の2代目・森朝奈さんが、勤めていた会社を辞めて家業に入り、悪戦苦闘しながら事業承継していく過程が書かれた本。ボトムアップで会社を変革するなど、チームづくりのあり方に共感しました。
著者:森朝奈
出版社:KADOKAWA
出版社:KADOKAWA
photographs by Yuichi Maruya text by Ikumi Tsubone
記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。