3. ポートランド─世界で一番住みたい街をつくる
サスティナブルで小さくあることを選んだ米国の都市、ポートランドの2000年代から現在までの歩みを、たくさんの写真と共に具体的に解説しています。市の都市計画に携わった当事者の著書なので、一歩踏み込んだ内容です。
書籍情報
著者:山崎満広
出版社:学芸出版社
発売日:2016/5/21
4. 演劇入門
演劇を作り上げるまでが書かれていますが、僕にとっては「空間」の捉え方を変えてくれた本です。公園のような公共の空間を「遊ぶだけでなく、弁当を食べても、読書してもいい」、そんな多様な場所として改めて考えるようになりました。
書籍情報
著者:平田オリザ
出版社:講談社
発売日:1998/10/20
5. 場所の現象学─没場所性を越えて
「現象学」という哲学の目線から場所や地名の成り立ちを研究している本です。今回の選書の中で最も難しい本ですが、まちづくりに関する個々の活動の先に何があるか、大きな視点から捉え、考えたいときにおすすめです。
書籍情報
著者:エドワード・レルフ著、高野岳彦訳、阿部 隆訳、石山美也子訳
出版社:筑摩書房
発売日:1999/3/1
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