高校生が、市長に直接まちづくりのアイデアを提案するプロジェクトが、静岡県磐田市で本格始動しました。市内6高校から集まった52人の生徒たちが、”ずっと住み続けたいまち”を目指して市の課題解決に挑みます。未来のまちづくりを担う高校生の挑戦に注目です!
高校生が「まちの未来」を創る! 磐田市で画期的な研究所が始動。
静岡県磐田市で、6月に「いわた高校生まちづくり研究所」の活動がスタートしました。このプロジェクトは、高校生たちのユニークな発想を市政に活かし、市の課題解決や事業推進に繋げることを目的としています。市内6つの高校から集まった9グループ、総勢52人の高校生が参加しています。

「ずっと住み続けたいまち」をテーマに、若き頭脳が徹底調査。
今年の研究テーマは「これからもずっと住み続けたいまち、いわたをつくろう!」。高校生たちは、このテーマに基づき、グループごとに以下のサブテーマを選んで調査・研究・企画提案を行います。
- 安心して暮らせるまち
- 快適に暮らせるまち
- 健康で活力あふれるまち
- 魅力とにぎわいにあふれるまち
彼らは自ら課題を発見し、解決策を導き出すという実践的な学びを通じて、地域の未来を真剣に考えています。

市長へ直接提案! 過去には「しっぺいベンチ」も実現。
高校生たちが練り上げた企画提案の成果は、11月に予定されている発表会で、市長や市幹部職員に向けて披露されます。提案された内容が市の事業として実際に採用される可能性もあるとのこと。過去には、市のご当地キャラクター「しっぺい」をモチーフにした「幸せのしっぺいベンチ」や、商店街のシャッターを彩る「商店街シャッターアート」などが、高校生の提案から実現しました。

地域と若者がともに行う、持続可能なまちづくり。
「いわた高校生まちづくり研究所」は、若者の視点と活力を地域の課題解決に直接結びつける取り組みです。未来の担い手である高校生たちが地域社会と連携することで、実践的な学びの場にもなっています。高校生たちの自由な発想が、磐田市の未来をどう変えていくのか、今後の活動に注目が集まります。