突然ですが、みなさんはご家庭で広島風お好み焼きを作った経験はありますか?材料をすべて混ぜ合わせて焼く関西風お好み焼きと違い、広島風お好み焼きはひっくり返したり、重ねたりと手間がかかるイメージはないでしょうか? そこで今回は「ひっくり返さずに」作ることができる広島風お好み焼きを紹介します!実はお好み焼きは、一枚でいろいろな栄養素を摂取できるとても優秀な料理です。10/10の「お好み焼の日」も近づいているので、できる限り手間を減らしつつ、時短でおいしく栄養を取ることができるレシピを紹介します。
今回ご紹介するレシピのポイントは2つ。
1つは、お好み焼きの生地をひっくり返さないこと。「火を通した材料を重ねる」ことで、材料が飛び散ったりする手間を省きました。またもう1つは、すでに千切りになった状態で販売されているキャベツを使うこと。残ったキャベツは、後日サラダなどにも使えるので便利です。
【材料】(一枚分)
- 小麦粉 20グラム
- 水 50ミリリットル
- 鰹節 少々(無ければ和風だしの素でも代用可)
- キャベツの千切り 二掴み分(約70~80グラム)
- 卵 1個
- 豚バラ肉 2枚(半分に切っておく)
- 焼そば麺 半分
【作り方】
1. 小麦粉、水、鰹節をだまにならないように混ぜる
2. 油を引いたホットプレートの半分ほどのスペースに、生地を流し入れ、優しく広げる(弱火)
3. その上にキャベツを乗せる(弱火)
4. ホットプレートの空いたスペースで、豚バラ肉を焼く(強火)
5. 豚バラ肉の両面がしっかり焼けたら、キャベツの上に乗せる(中火)
6. 豚バラ肉を焼いたスペースで、焼そば麺をほぐしながら焼く(中火)
7. 焼そば麺を豚バラ肉の上に置く(中火)
8. 空いたスペースに卵を割り入れ、黄身をつぶしながら焼く
9. 焼そば麺の上に卵を重ね、キャベツがしんなりするまで1~2分蓋をしながらで蒸し焼きにする(弱火)
これで完成です!強火で焼き続けてしまうと焦げてしまうので、火加減は注意してください。また麺や卵の焼き具合は、カリカリでもしっとりでもお好きにアレンジしてみてくださいね。
実は一皿で栄養満点の優秀メニュー
実は、10/10は「お好み焼の日」に制定されています。ご存知でしたか?
お好み焼きが鉄板やホットプレートで焼くときにジュージュー(10・10)とおいしく音を立てることと、みんなでホットプレートを囲んで食べる様子が輪(10の0)になって見えることから、「お好み焼の日」に制定されています。
(オタフクソース株式会社HPより)
またお好み焼きは一皿でさまざまな栄養が摂れる、とても優秀な料理でもあります。
お好み焼きの魅力は『1枚でいろいろな栄養素を摂取できる点』にあります。代表的な具材といえば、ビタミンCを含んだキャベツ。ビタミンCは抗酸化ビタミンのひとつで、お肌を健康に保つコラーゲンの合成との関わりや、免疫力を高める働きなど、さまざまな作用が期待できます。一方で、ストレスを感じると消費しやすいという特徴があります。そんなとき、キャベツがビタミンCの補給にもつながるはずです。(オタフクソース株式会社HPより)
その他にも、豚肉や卵に含まれるタンパク質やビタミンBなど、栄養バランスが整っている料理がお好み焼きなのです。
前日の夜にでも作っておけば、翌朝はレンジで温めるだけで朝食が用意できますし、洗い物もお皿一枚で済むのでおすすめです。
みなさんの大切な時間を「調理」ではなく、「食事を楽しむ時間」や「ちょっと一息つく時間」として使ってもらうために、このレシピがお役に立てたら嬉しいです。