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「鱩」なんて読む?
にほんせゅが飲みてい
鱩 pic.twitter.com/oWLQ9Moy2V— 魚津 ニコ(ギョ) (@Deadgyottu) October 24, 2021
答え:ハタハタ
答えは「ハタハタ」でした!鱩はほかにも「鰰」、「雷魚」、「燭魚」と書くこともあります。鱩はスズキ目の魚です。水深200~300、ほどのところに普段は暮らしていますが、産卵のために天気が崩れ海が荒れるなか、産卵のために雷鳴とともに岸によってきます。その様子から魚へんに雷と書くようになったのだとか(諸説あり)。
上手くいったバージョンも上げとく。砂に映る影が好き。#浅虫水族館 #ハタハタ pic.twitter.com/RpdtOGGfM6
— かめきちかめぞう (@kamekichikamezo) October 27, 2021
秋田県の鱩
秋田県は鱩の産地です。秋田県民にとって鱩は身近な存在で民謡の「秋田音頭」の歌詞に登場するほか、秋田県の「県のさかな」にも指定されています。鱩の季節になると鱩を箱買いする人も少なくないのだとか。また鱩の卵=ブリコはとくに人気でオスに対してメスの値段が2~3倍になるほどだそう。ですが、産卵期の鱩を漁獲しているのはおもに秋田県と隣県くらいで一般的には食されていないそうです。
ハダハダのブリコ pic.twitter.com/QdLGHsPoCU
— あきた市民市場メイト (@ichiba_mate) December 19, 2019
鱩の資源を守るために
秋田県の鱩漁獲量は昭和40年代頃をピークに年々減少傾向にあると言います。水温の変化やエサの状況、潮の流れの変化など様々な理由が考えられていますが、はっきりとは解明されていないそう。現在は推定資源量を計算して4割までは漁獲し、6割は海に残そうという取り組みを行ったり、網の目を大きくし、できるだけサイズの小さい鱩が逃げられるように工夫するなどの取り組みが行われています。
今回は「鱩」をご紹介しました!
参考:美の国あきたネット(https://www.pref.akita.lg.jp/)
参考:秋田県漁業協同組合(http://akita-gyokyo.or.jp/)