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「木通」なんと読む?
この果物な~んだ?
via 写真AC
答え:あけび(もくつう)
答えは「あけび(もくつう)」です!山の中に生えている姿を見たことがあるという人もいるのでは?木通は、アケビ科に属するつる性の植物で、10cmほどの実をつけます。国内では北海道を除いた本州や四国、九州に分布していると言われています。地域によってはアクビ、アケビカズラといった呼び方をしています。
木通の由来
一説によると、木通の蔓(つる)を切ったあと、断面から吹くと空気が通るから木通と書くようになったというのが有力なのだそう。ちなみに木通という名前は、果実が熟すと縦にパカっと割れる様子から、開け実と呼ぶようになり、次第にアケビと変化していったというのが有力な説なのだとか。
秋田県 由利本荘市中直根地域
秋田県は木通の産地で知られています。とくに由利本荘市にある中直根(なかひたね)地域では木通の特産品化に取り組んでおり、木通の出荷はもちろん、木通蔓細工なども行っています。木通の実は昔から子どもたちのおやつとして知多まれていますが、新芽や皮は天ぷらやおひたし、肉炒めとして食卓に並んでいます。少し苦みのある味で、酒のつまみに丁度良いのだとか。またこれらも地域の直売所などで販売されますが、新芽の流通量は少なく、秋口の2週間ほどの期間でのみ販売されるそうです。
庭のアケビも新芽が出てきました
これも天ぷらにしまーす😁 pic.twitter.com/XocUdVwhL1— 卒塔婆小町(そとばこまち)@🦋 (@inferno20xx) March 29, 2021
今回は「木通」をご紹介しました!
参考:秋田県のがんばる農山漁村集落応援サイト あきた元気ムラ!(https://common3.pref.akita.lg.jp/genkimura/sp/index.html)