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秋田で有名な「鰰」なんと読む?ヒントは別名カミナリウオ!

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目次

「鰰」、この魚の名前は?

焼き魚や煮魚をはじめ、魚醤に加工されることもある「鰰」。

カミナリウオとも呼ばれることもあるらしい・・・。

この魚の名前は?

 
写真提供:写真AC

答え:はたはた

答えは「はたはた」でした!鰰はスズキ目、ハタハタ科の魚で比較的、細長い姿をしている約20cmほどの魚です。主に日本海沿岸で獲られています。今では高級魚として知られていますが、以前は魚代より箱代の方が高いなどと言われていたこともあったのだとか。

「おれだぢ子どものころだば毎日食わせられで、ハタハタの顔見るのもいやだったな」

 「んだ。木箱にもりっと入ったのが1箱200円、300円だったものな。弁当のおかずはの塩漬けで、田植えのころまで続いたもんだで」

 「おらほは1箱50円だった。より箱代の方が高げがったもの」

引用元:あきた食の国ネット

鰰の由来

鰰は晩秋から冬の初め、雷が多く鳴る季節に産卵のため沿岸部に現れます。昔は雷が鳴ることを「はたたく」といったそうで、ごろごろと鳴る雷の音を表した擬音語だと言われています。また「はたがみ」という雷の神様を喩えて「鰰」と書くようになったのだそう。カミナリウオと呼ばれているのも同様の理由からです。

秋田県の魚として制定された鰰

秋田県で鰰は県の魚として制定されています。民謡「秋田音頭」にも鰰は登場し、「お正月には鰰がなくては年越しできない」と言われるほど秋田県民と鰰の関係は深いのだとか。秋田県では鰰を使用した「ハタハタ寿司」、「しょっつる(塩魚汁)」、「しょっつる鍋」、「三五八漬け」といった料理も多く存在しています。

今回は、鰰をご紹介しました。鰰の身だけでなく、12月頃に食べられる鰰の魚卵「ブリコ」も秋田県民には外せない美味しい食材なんだそうですよ。

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