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「雨降」、なんと読む?
あめふり?
うこう?
海の中にいるこの生物は・・・!?
うこう?
海の中にいるこの生物は・・・!?
正解:あめふらし
雨降と書いて「あめふらし」と読みます。雨降はアオサなどの海藻類を食べる軟体動物です。なんだかナメクジのようですが、なんと巻貝の仲間!雨降の貝殻は見た目では分かりませんが、体内に薄い貝殻を持っています。背中を押すと貝殻が確認できるそうですよ。※種類によっては貝殻が完全に退化している雨降もいます。
タッチプールに無数のアメフラシを放ちました👐タッチする際は水の中でやさしくお願いしますm(_ _)m#ウォット #浜名湖 #水族館 #アメフラシ #やわらかいいきもの展 #企画展 pic.twitter.com/EUjYGgB2IZ
— 浜名湖体験学習施設ウォット (@uxotto) March 18, 2022
雨降の由来
敵に襲われたりした時など、危険を感じたときに紫色の液体を出す雨降。その紫色の液体が雨雲のように見えることから名づけられたというのが有力な説です。雨降だけでなく「雨虎」と書くこともあります。磯遊びなどで雨降を見つけた際には手に乗せて紫色の雨雲を観察してみてくださいね(過度な刺激は禁物です)。
雨降とウミウシの違い
雨降に似ている対象としてよく登場するのが「ウミウシ」。どちらも貝の仲間ですが、ウミウシの方が色がカラフルなものが多く、雨降は地味な色をしています。食べるものも違い、雨降は海藻などを主に食しますがウミウシはコケムシ、海綿などを食しています。
磯遊び
カニ、アメフラシ、ウミウシ pic.twitter.com/PIaC44esBV— らりるれる (@t_n_b0000) June 8, 2019
今回は「雨降」をご紹介しました!
参考:環境省(http://www.env.go.jp/index.html)