つながりのなかで自分らしく生きる。

つながりのなかで自分らしく生きる。 大槌町の温かな日常と、豊かな暮らし。

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2022.06.07

東北のことを知るきっかけをつくり、東北ファンを増やすための取り組み「Fw:東北 Fan Meeting」(フォワード東北ファンミーティング)。2022年4月11日、「東北暮らし発見塾(大槌校)~大槌の暮らしと生業の魅力を知る」が、岩手県・大槌町からオンライン中継で行われた。

未来を語れるまちで 地域に支えられて暮らす。

2017年度に始まった復興庁主催の「Fw:東北 Fan Meeting」。これまでに延べ100以上のワークショップが開催されており、2021・22年度はオンラインで実施されている。4月11日は岩手県・大槌町をテーマに行われ、25名が参加した。

登壇者は以下の8名(順不同)。平野公三・大槌町町長をはじめ、大槌町移住定住事務局の神谷未生さん、一般社団法人『おらが大槌夢広場』の南啓美さんと、夫でスクールソーシャルワーカーの南景元さん、特定非営利活動法人『吉里吉里国』の松永いづみさん、認定NPO法人『カタリバ』大槌町教育専門官の菅野祐太さん、大槌町移住定住コーディネーターの伊藤将太さん、小誌編集長の指出一正という顔ぶれだ。そして『エイチタス』代表の原亮さんがファシリテーターを務めた。

まずは平野町長によるプレゼンテーション。四季が明確で自然豊かな大槌町は、世界三大漁場のひとつである三陸沖に面し、漁業が基幹産業となっている。「大学時代の5年間は大槌町を離れていましたが、戻ってきて大槌町のよさをあらためて実感しました。ウグイスの鳴き声で春を感じ、旬のワカメをいただくのが幸せです。伝統芸能が盛んな点も魅力ですね」と平野町長は話した。

続いて、神谷さん、南さんご夫妻、松永さん、菅野さんら5名の移住メンバーが自己紹介。大槌町に移住した経緯、現在の仕事や暮らしぶり、大槌町のよいところなどを語った。「近所の人たちが気にかけてくれる」「地域のサポートのなかで子育てができる」といった点が魅力とのこと。みな大槌町での暮らしに満足しているようだ。

平野町長、および移住メンバーの話を受けて、指出は「移住するうえでは、未来を語れる地域かどうかが大切。みなさんのお話は、まさに未来のことばかりでしたね」と述べた。

人と人の関わり、温かな 日常がまちをつくる。

移住メンバーを交えて、参加者が感想、および自分の移住への関心を話し合うブレイクアウトタイムの後は、「大槌ではじめる新しい暮らしとこれから」というテーマで、原さんのファシリテーションによりクロストークが行われた。

東日本大震災後、多くの人が移住してきた大槌町。「外の人が入ってきたことによって、町が開き、町の人に新たな気づきがありました。みなさんが関わってくれて、町がつくられてきたのです」と平野町長は話す。また、「日々を大切にしている大槌の人々の温かさを実感しています。そんな日常が心強い未来につながっていくのだと思います」と神谷さん。

伊藤さんは、「周りの人たちに共通しているのは前を向いているところ。小さな幸せを大事にし、豊かさを追求している人が多いと感じます。それが大槌町の風土をつくっていると思います」とコメントした。参加者からは「人と人とのつながりが移住のきっかけになるのだと実感しました」という感想が寄せられた。

最後に指出が「まちの雰囲気というのはオンラインでも如実に表れます。大槌の魅力や居心地のよさが存分に伝わったのではないでしょうか。次はそれをリアルで感じてもらえたら。僕も久々に大槌を訪れたくなりました。みんなで行きましょう!」と締めくくった。閉会後の交流タイムも含め、大槌町の雰囲気や人々の温かさが感じられる2時間だった。

太平洋の雄大な景色が広がる「崎山展望台」からの眺め。真下に見えるのは野島。
かつては南北約800メートルに白い砂浜が広がっていた浪板海岸。2016年4月に複合商業施設『波板海岸ヴィレッジ』がオープンし、にぎわいを取り戻しつつある。今年7月には11年ぶりの海開きを迎える予定。

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「Fw:東北Fan Meeting」では、今後も東北にある自治体を取り上げ、移住にまつわる「東北の今」を発信予定。具体的な開催日時や内容は、決まり次第右記のfacebookページで公開される。気になる方はぜひフォローを。

www.facebook.com/fwtohoku

text by Makiko Kojima

記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。