北九州で約40年に渡り愛される資さん(すけさん)うどんを展開する、株式会社資さん(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:佐藤 崇史)は、国際連合が提唱する、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」を重要な目標と捉え、「資さんSDGs宣言!」を行い、一人ひとりが意識して行動し、目標の達成に取り組むとともに、より良い社会の実現に努めていきます。
「資さんSDGs宣言!」
株式会社資さんは、国際連合が提唱する、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」を全従業員の重要な目標と捉え、「資さんSDGs宣言!」を行い、一人ひとりが意識して行動し、目標の達成に取り組むとともに、より良い社会の実現に努めていきます。
持続可能な開発目標(SDGs)とは
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
「SDGs(持続可能な開発目標)」への取り組み
株式会社資さんでは「”幸せ”な世界を創る」を掲げ、下記の5つの項目に基づいてそれぞれの目標の達成に取り組んでいきます。
①一人ひとりが輝いて主役になる
(1)働きやすく、やりがいにあふれる職場づくり
●健全な労働時間・環境、●成長を正しく評価し報酬に直結する仕組み、●安心して働ける職場作り 等
(2)多様な人材の活躍
●女性リーダーの登用、●外国人の積極採用、●障がい者雇用の推進 等
(3)学ぶ意欲があれば成長できる機会の提供
●パート従業員の正社員登用、●成長した従業員の積極抜擢 等
②すべてのお客さまの満足を
(1)安心・安全な食事の場の提供
●お客さまの声の積極的な収集・活用、●衛生対策の強化・徹底 等
(2)あらゆる人の満足を実現する
●バリアフリー設備の積極導入 (車椅子対応トイレ・スロープ 等)、●ソフト面のバリアフリー環境の整備 (多言語メニュー・点字メニュー[予定]・補助犬の積極的な受け入れ・ベビーチェア設置 等)等
(3)来店が難しいお客さまへの美味しさ提供
●キッチンカーでの販売・炊き出し (災害地支援・養護施設・過疎遠隔地 等)、●通販/宅配サービスの導入 等
③地域の発展に貢献
(1)地域インフラとしての貢献
●急病人への対応体制(全店AED設置・救急トレーニング実施 等)、●地域教育機関との連携(中学生の職場体験 等)、●24時間営業体制(夜間の食事ニーズへの対応・夜間治安への貢献・緊急時への対応 等) 等
(2)地域を盛り上げる活動への積極参加
●地域活性活動への参画 (ふるさと納税・街おこしイベント 等)、●地元企業との協働、●災害支援実施(豪雨災害等への支援・コロナ禍の病院支援・キッチンカー派遣 等)等
(3)地域の皆さんが働き活躍する場・機会の創出
●出店地域・本社・工場における雇用創出 、●出店地域でのキャリア機会創出 等
④正しさへのこだわり
(1)法令・ルールを守る
●コンプライアンス遵守の強化、●コンプライアンス遵守の仕組み導入 等
(2)公正に取引する
●相見積・定期監査の実施による取引透明化(取引先サーベイ・実地調査 等) 等
(3)正しく迅速な情報開示
●適宜適切な情報開示(透明性の高い情報の迅速な公開 等)等
⑤地球市民としての責任
(1)食品ロスの削減
●食材ロス削減、●AIによる食材調達精度向上 等
(2)環境負荷の少ない資材・備品の活用
●食物由来25%以上のレジ袋の全面導入・エコバッグの配布 、●100%リサイクル素材のゴミ袋の導入 [予定] 、●エコ箸の全店導入 等
(3)省エネ・リサイクルの追求
●省エネ法・S(優良)評価事業者の獲得 、●廃油100%リサイクル実施 、●古着(制服)の途上国への寄付 等
最近のSDGsへの取り組み事例
■キッチンカーでの児童養護施設訪問
新型コロナウイルス感染症等の影響を受け、児童養護施設の年中行事である外食がしばらく中止となっている現状について伺い、今春新たに登場したキッチンカーにて、3月25日(木)北九州市門司区の「天使育児園」さまを訪問させて頂きました。児童養護施設でのお食事のご提供は、一人の店長の想いからスタートし、ようやく実現したものです。人気No.1メニュー「肉ごぼ天うどん」と名物「ぼた餅」をお子さま・職員の皆さまにご提供させて頂き、お子さまより「美味しかった!」との嬉しいお言葉を笑顔とともに頂戴しました。御礼にお子さまが描いた絵のプレゼントを頂き、こちらもお子さまから沢山の元気を頂きました。なお、今後1年間をかけて北九州市内計7か所の訪問を予定しております。また、4月(予定)より、地域の子ども食堂への食事提供も開始予定です。外食の楽しさや喜びをお子さま達に感じて頂けるよう、取り組んで参ります。
■古くなった制服の途上国への寄付
2020年6月、「資さんうどん」全店舗より、使用済みの制服を集め、状態の良いものを選別し、420着(サイズ等ランダム)をフェアトレードと難民支援活動を通して開発途上国の人々を支える国際協力NGO「一般社団法人わかちあいプロジェクト」に送付しました。送付した制服は「南スーダン」の方々に寄付されました。この活動も制服のリニューアルの際に、一人の従業員からの提案により実現したものです。
■コロナ禍における療育施設支援
2020年7月、新型コロナウイルス感染に細心の注意を払いつつ、障がいのあるお子さまへの療育を専門に行っている「北九州市立総合療育センター」において、新型コロナウイルス感染症の予防等により、お子さまたちが安全に療育を受けられるようサポートすべく、弊社として何かお役にできることはないかと考え、「資さんストア」の対象商品の売上の一部を「資さんうどん幸せサポート」プログラムとして寄付による支援をさせて頂きました。
「北九州市立総合療育センター」では、木製の鉄道玩具、スヌーズレン(成長発達を手助けする)機材をご購入され、お子さまに喜んで頂いたとのことです。