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場づくり・コミュニティ

特集 | 関係人口入門 2023

ならはCANvas|「こころの復興」の象徴になるような、自由な場に。

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東日本大震災から4年後の2015年9月5日、福島県双葉郡の避難指示が解除された。その後、別の場所で暮らす人、楢葉町での新たな暮らしを選ぶ人などさまざまな立場の人が生まれたが、「みんなの思いをカタチにした交流施設をつくりたい」と町民や町と関わりのある人たちの声を取り入れながら設計された『ならはCANvas』。「こころの復興」を象徴する場として、来訪者には友達の家に来たかのように過ごしてほしいそう。そのために公共施設でありながらルールがほとんどないのが特長だ。二階からは町を代表する郭公山など震災前と変わらない風景を望むことができ、飲食を楽しむこともできる。

Q運営で大事にしていることは?

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佐藤辰也さん『ならはCANvas』施設管理係係長
施設側がリードするのではなく、利用者が主体の運営を心がけていることです。提案や相談を受けてからイベントや講座開催などの企画や広報のサポートを行っています。『CANvas』の名前のとおり、利用者や施設の「CAN」を引き出し、叶えられる場所にしたいと考えています。
オープン年月日/2018年7月30日
住所/福島県双葉郡楢葉町大字北田字中満260
text by Sumika Hayakawa & Miho Soga
記事は雑誌ソトコト2023年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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