『関係案内所はつひので@材木座』の物件は100年以上続いている元・酒屋。元は約900年続くお祭りで、神様や神輿の担ぎ手がお酒を飲んで休憩する場所だった。そんな場所の優位性を活かし、地域の魚屋、酒屋、商店など、「昔ながらの何か」をかけ合わせた企画を意識して開催している。ふらっと立ち寄る人と、目的を持って訪れる人が偶然に交われるような通り沿いの立地であることも魅力。また関係案内人の小林ななみさんは、鎌倉市の一番の魅力は「ひと」と「コミュニティ」だと考えており、彼らを案内し、「関係性」まで知ってもらうことで、地域との関わり方が変わってくると思っている。
Q運営で大事にしていることは?
地域との関わり方は、「誰に」相談するかで大きく変わるもの。私たちは「ヒト・モノ・コトとの関係(ご縁)」をつなぎ、共に何かを醸すことを大切にしています。まちに愛着を持った人たちによるプロジェクトの立ち上げや、空き家を活かすサポートで、景色を彩っていくことを目指しています。
オープン年月日/2022年6月23日
住所/神奈川県鎌倉市材木座2-1-17
住所/神奈川県鎌倉市材木座2-1-17
text by Sumika Hayakawa & Miho Soga
記事は雑誌ソトコト2023年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。