目次
3. 男のパスタ道
「スパゲティを茹でるとき、なぜ塩が必要なの?」と自問し、最高のペペロンチーノをつくるためにトライ&エラーを繰り返す。その顛末を書いた料理本。茹でる際に塩を入れるというような、あなたの「思い込み」から解放されるかもしれません。
著者:土屋 敦
出版社:日本経済新聞出版
出版社:日本経済新聞出版
4. 破戒
被差別部落出身の教員・瀬川丑松の物語。明治後期の小説ですが、今も日常のあらゆるところでいわれのない差別や偏見、思い込みによって蔑まれる人がいるという事実に気づかされます。自分も蔑む側に立っていないか、と。
著者:島崎藤村
出版社:新潮社
出版社:新潮社
5. 親鸞(一)
悪行の限りを尽くした悪党が、「自分は救われない。仏様にすがるしかない」と念仏を唱える他力本願は、すがることしかできない自分を受け入れる思想。相手の人生を変えようとするのではなく、受け入れることを教えてくれます。
著者:吉川英治
出版社:講談社
出版社:講談社
photographs by Yuichi Maruya text by Kentaro Matsui
記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。