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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『いもいも教室』主宰/栄光学園数学科講師・井本陽久さんの選書3〜5

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目次

3. 男のパスタ道

「スパゲティを茹でるとき、なぜ塩が必要なの?」と自問し、最高のペペロンチーノをつくるためにトライ&エラーを繰り返す。その顛末を書いた料理本。茹でる際に塩を入れるというような、あなたの「思い込み」から解放されるかもしれません。
 (119271)

著者:土屋 敦
出版社:日本経済新聞出版

4. 破戒

被差別部落出身の教員・瀬川丑松の物語。明治後期の小説ですが、今も日常のあらゆるところでいわれのない差別や偏見、思い込みによって蔑まれる人がいるという事実に気づかされます。自分も蔑む側に立っていないか、と。
 (119272)

著者:島崎藤村
出版社:新潮社

5. 親鸞(一)

悪行の限りを尽くした悪党が、「自分は救われない。仏様にすがるしかない」と念仏を唱える他力本願は、すがることしかできない自分を受け入れる思想。相手の人生を変えようとするのではなく、受け入れることを教えてくれます。
 (119276)

著者:吉川英治
出版社:講談社
photographs by Yuichi Maruya text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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