こんなときだからこそ、おうちで過ごすことを楽しんで、ゆっくり本を読もう。ソトコト編集部がオススメする、おうちで読むのにちょうどいい本。
ソトコト編集部 嶋村 有加里が選んだ3冊。
「違うこと」をしないこと
出版社:KADOKAWA
著者:吉本ばなな
働き方や暮らし方の変革が求められている今、「自分らしさ」を考えながらも、なかなかその答えが出ない人って少なくないのでは? それを見つけるヒントが詰まっています。自分にとって「違う」と感じたことをそっと取り除いていけば、おのずと「自分らしい」「好きなこと」につながっていくはず。小誌『ソトコト』に入る前、背中を押してくれた本です。
ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか-脳化社会の生き方-
出版社:扶桑社
著者:養老 猛司
身近なものを例に、頭でっかちになった現代社会を脳科学的観点から解き明かしていく本書。「なるほど」と納得してしまうのは、養老先生は脳科学を軸にしながらも、哲学的、文化的…あらゆる視点を忘れていないからかもと思っています。学生の頃、答えの出ない「脳死」の問題を悶々と考えていたことがあるのですが(笑)、日本文化だけを見ていては到底、答えは出ないんだと教えていただきました。書店で衝動買いしましたが、後悔していません!
まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方
出版社:学芸出版社
編著:饗庭 伸 / 小泉 瑛一 / 山崎 亮