『シーベジタブル』の ふたりが選ぶ 「海と食とSDGsに触れる本5冊」

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 『シーベジタブル』の ふたりが選ぶ 「海と食とSDGsに触れる本5冊」

2022.09.03

1. 海藻 ─ 日本で見られる388種の生態写真+おしば標本

海藻は大きく分けて、赤・緑・茶色と3色で分類ができ、写真や美しい押し葉とともに、それぞれの特徴などがわかりやすく記されています。海藻の全体像を把握したい方の入門書としても、海に遊びに行くときのお供としてもおすすめです。

著者:神谷充伸(監)、阿部秀樹、野田三千代
出版社:誠文堂新光社

2. 海藻の歴史

世界で海藻がどのように活用され、食べられてきたのかを、文化や歴史背景にもとづきまとめられた一冊。各国の海藻の歴史を辿ることで海藻の計り知れない可能性に改めて気づかせてくれた本です。各国の海藻料理のレシピ集も必見です。

著者:カオリ・オコナー、龍 和子(訳)
出版社:原書房

3. 海藻 ─海の森のふしぎ

陸上とは異なる環境だからこそ生まれる形状や質感。植物としての美しさを切り取った海藻の写真の数々が、未知なる世界に誘ってくれるようです。専門家たちの独特な洞察から生まれた文章も、海の中で起こっている出来事についての好奇心をくすぐります。

著者:神谷充伸(監)、川井浩史(監)
出版社:LIXIL出版

4. 日本人が魚を食べ続けるために

地球温暖化や海洋汚染などの海洋問題に対し、さまざまな視点をもった関係者による考察や新しい取り組みが紹介されています。海藻生産に関わる立場として何ができるか、水産物の一消費者としても今後のあり方を考えさせられました。

著者:秋道智彌、角南 篤
出版社:西日本出版社

5. おすしやさんにいらっしゃい! ─ 生きものが食べものになるまで

『シーベジタブル』メンバーでもある寿司職人・おかだだいすけさんによる写真絵本。魚がお寿司になるまでの流れが描かれています。普段何気なく食べている海の生き物たちが、どのように変わっていくのか。大人にも新しい気付きがあると思います。

著者:おかだだいすけ、遠藤 宏
出版社:岩崎書店

photographs by Kiyoshi Nakamura text by Kaya Okada

記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。