『シーラカンス食堂』・小林新也さんが選ぶ「ローカルデザインのヒント本5冊」

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 『シーラカンス食堂』・小林新也さんが選ぶ「ローカルデザインのヒント本5冊」

2022.05.03

1. atmosphere

尊敬する家具屋さんのかなり分厚いカタログなのですが、製品のことだけでなく、ものづくりへの精神性や職人のことなどもたくさん書いてあります。自分にとって、ものづくりやデザインへの高い意識を忘れないための本です。

書籍情報

著者・出版社:TIME & STYLE

2. 山で暮らす 愉しみと基本の技術

里山再生をしていく中で役立つ、さまざまな知恵が詰まった本です。今の時代、先人に直接知恵を聞く機会も少ないですが、この本ではそんな里山で役立つ知恵や技術がイラストつきでわかりやすく解説されています。

書籍情報

著者:大内正伸著
出版社:農山漁村文化協会

3. 鋏読本

地元・小野市でお世話になっている研ぎ師さんからいただいた古い本ですが、さまざまな鋏や鍛冶屋が載っています。道具の知識などを得るのに役立っていますし、将来自分でも刃物がつくりたいので、その時のために大事にしています。

書籍情報

著者:佐野裕二
出版社:新門出版社

4. ガウディの伝言

ガウディ建築に生涯を捧げた日本人彫刻家の本です。ガウディ建築は初めて海外へ行くきっかけとなったもので、大きな影響を受けました。もう少し歳を重ねたら建築や彫刻の世界に入りたいという夢があり、この本も実は頂き物で、大きなご縁を感じています。

書籍情報

著者:外尾悦郎
出版社:光文社

5. 意味の深みへ ─東洋哲学の水位

学生時代から生命や人間、宇宙の存在について思考を巡らすのが好きでした。この本では、ある種の言語学から人類の本質に多角的に迫っています。この本に触れると学生時代の思考の活性や高揚する精神に戻れます。

書籍情報

著者:井筒俊彦
出版社:岩波書店

photographs by Hiroshi Takaoka 
text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。