目次
1. 海は生きている
海との関係を見つめ直す「生きている」シリーズの完結編。地球ができて生命が誕生していった連なり、人が営んできた文化歴史の先に私たちがいること、地球の自然現象などが描かれ、マクロとミクロな両視点を得られます。
著者:富山和子
出版社:講談社
出版社:講談社
2. オセアノ号、海へ!
海は私たちの体に関わるもので、それが海の良さでも怖さでもあります。この仕掛け絵本は読者に「海ってどうなっているの?」と疑問を持たせ、目線を動かして“体で読みたくなる”つくり・内容になっています。
著者:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー
出版社:アノニマ・スタジオ
出版社:アノニマ・スタジオ
3. 海
ヨーロッパで海がどう扱われてきたかを知ることができる一冊。帯には「海の博物誌」というコピーがあり、産業革命以降、海が医療に使われたり、観光地になったりしていった歴史が描かれています。
著者:ミシュレ、加賀野井秀一(訳)
出版社:藤原書店
出版社:藤原書店
4. 日本の海洋民
日本国家が形成されるうえで海がどんな役割を果たしたか、漁村と港町、日本海の海商、海の信仰などの歴史が描かれています。章ごとにいろいろな専門家が執筆していて、関心がある章から読んでみては。
著者:宮本常一(編)、川添 登(編)
出版社:未來社
出版社:未來社
5. 海
「みなさんは うみを しっていますか」という問いかけに始まり、海面から深海まで、総体として海を扱っている絵本。海の動植物や未来の海中農業、海底開発も紹介。工学博士の著者による科学的な解説も必読。
著者:加古里子
出版社:福音館書店
出版社:福音館書店
photographs by Yuichi Maruya text by Yoshino Kokubo
記事は雑誌ソトコト2022年9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。