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特集 | SDGs入門~買い物から地球環境を考える!~

ReTAKO〈足〉〈頭〉|漁師も漁村も海も、持続可能にするために

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足1本(写真右)のほか、頭1/2個も販売。1日30個の数量限定販売、納期はサイトにて確認が必要。「パッケージデザインコンテスト北海道2021」でグランプリを受賞。3510円  https://inakablue-web.shop
目次

ReTAKO〈足〉〈頭〉|inakaBLUE

漁村や漁業、さらには海の豊かさを持続可能にしていくには──。北海道・苫前町で漁業を営む小笠原宏一さんは、地域の特産品であるミズダコの樽流し漁を通じて「漁業改善プロジェクト(FIP)」に取り組む中で、水産資源を守るために資源管理(漁獲量の制限など)を行うと、収入が漁獲量に左右される漁師にとって大きなリスクになるという壁にぶつかった。これを解決するために2022年7月に誕生したのが「ReTAKO」だ。鮮度が良いからこそできる、こだわって半レア状態にゆでられたタコは、柔らかくて味が濃いと評判を呼んでいる。

「海の課題を漁師だけでなく、海の豊かさを望むすべての人と関わりながら、みんなで持続可能にしていく仕組みを確立していきたいです」と小笠原さん。漁業の魅力やリアルな情報を発信しながら漁師と消費者をつなげて、海の明るい未来をつくっていく。

text by Mari Kubota
記事は雑誌ソトコト2023年8月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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