目次
3. 自然と人間の哲学
山村の生活を実際に体験しながら得た内山さんの自然観、人間観がわかりやすくまとめられています。近代以前の僕らは、身近な自然とのつながりをとても大事にして生きていた。それを教えてくれる本だと思います。
書籍情報
著者:内山節
出版社:農山漁村文化協会
出版社:農山漁村文化協会
4. 湿地転生の記 ─風景学の挑戦
土木工学の分野で景観学・風景学のパイオニアである中村先生が長年取り組んでいた、放棄された水田を元の湿地に戻し、公園にするプロジェクトについて書かれた一冊。僕の理想に近い事例として大切にしています。
書籍情報
著者:中村良夫
出版社:岩波書店
出版社:岩波書店
5. 逝きし世の面影
幕末から明治初期に日本に来た欧米の外国人たちの日記をデータにして、江戸時代には現代の日本にはまったく違う文明があったのだと論じているすばらしい本です。当時の日本や庶民へのイメージがふくらむと思います。
書籍情報
著者:渡辺京二
出版社:平凡社
出版社:平凡社
記事は雑誌ソトコト2022年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。