「蚕豆」、なんと読む?
答え:そらまめ
答えは「そらまめ」でした!蚕豆は、マメ科ソラマメに属しています。西南アジアや地中海が原産地と言われており、インゲン豆が普及する前は古代エジプトなどでは主食にされていたのだそう。日本へは736年に中国から伝わったとされ、武庫(現在の兵庫県)で試作したのが最初なのだとか。
蚕豆の由来
蚕豆の由来は、さやの形が蚕のように見えること、初夏に食べる時期がちょうど蚕を飼う時期とかぶることから「蚕豆」と書くようになったのだそう。ほかにも、さやが空に伸びていく様子から「空豆」と書くこともあります。
生産量日本一の鹿児島県
蚕豆の生産量日本一は鹿児島県です。その中でも指宿市が生産量TOPを誇り、12月頃に収穫が始まります。主な品種には陵西一寸などが挙げられますが、鹿児島県が平成25年に育成した新品種「まめこぞう」は指宿市にある山川高校の生徒が名づけたことで知られています。
まんまるで
めっちゃあまい
こどもも大好き
うまいぞう!
と言われ、豆臭くなく甘みが強い、食感も軟らかいのが特徴なのだそう。
鹿児島県指宿市はお豆がもう旬。
ハウスではなく、露地(外)栽培でたくさん出荷が続いています。おすすめは、グリーンピース革命児!!まめこぞう。#旬八青果店 #指宿市 #鹿児島県 pic.twitter.com/3loaUSAqzx
— 旬八青果店 (@shunpachi_seika) February 22, 2019
今回は、蚕豆をご紹介しました。蚕豆は鮮度が落ちやすいため、調理する直前にさやから豆を出すようにすると良いそうですよ。