1. 質的社会調査の方法─他者の合理性の理解社会学
質的調査を軸に「他者のことを知りたい自己と、知られていく他者」との関係性を説いた本。ともすれば、他人の人生に土足で踏み込むリスクもはらむ、繊細な聞き取りのプロセスと結果を、3人の研究者が興味深いエピソードを交え語ります。
書籍情報
著者:岸 政彦、石岡丈昇、丸山里美
出版社:有斐閣
発売日:2016/12/19
2. 患者の話は医師にどう聞こえるのか─診察室のすれちがいを科学する
内科医が、臨床の現場で体験する患者とのすれ違いを、エピソードとデータとともに紹介。医師と患者だけでなく、立場や経験値の差異から上下関係が生じ、固定化しやすい人間関係にも置き換えられ、学びを得ることができます。
書籍情報
著者:ダニエル・オーフリ著、原井宏明訳、勝田さよ訳
出版社:みすず書房
発売日:2020/11/10
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