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「大口魚」なんと読む?
冬を代表する魚としても知られています。
大きい口の魚と書いてなんと読む?
大きい口の魚と書いてなんと読む?
via 写真AC
答え:たら
答えは「たら」でした!大口魚は「鰔」、「鱈」とも書きます。「鱈」という漢字のほうがなじみ深いという方は多いかもしれませんね。大口魚はタラ目タラ科タラ亜科に属した魚の総称です。
大口魚の一大産地「青森県」
青森県は大口魚の一大産地としても知られています。全国的にはスケトウダラの漁獲量が多いそうですが、青森県ではマダラの漁獲量がスケトウダラの倍以上で、タラの里として有名な「旧脇野沢村」ではマダラ漁で得たお金で戦闘機を国に献上した誉れが残されているほど。そのため大口魚と言えばマダラというイメージが青森県民のなかで強いのだとか。
大口魚のじゃっぱ汁
大口魚を使用した「じゃっぱ汁」は青森県の郷土料理のひとつです。じゃっぱとは雑把(ざっぱ)=「捨てるもの」という意味で、三枚おろしにした魚の通常食べることが無い頭や内臓、骨を総称した「あら」の部分を指しています。あらの部分を含め、まるごと大口魚を使用して作るじゃっぱ汁は寒い冬に身体を温められる料理として親しまれてきたのだそう。また正月料理のひとつとしても食されているのだとか。
ネギがまわってきたので、冷凍してた鱈のアラの出番。
鱈のじゃっぱ汁。 pic.twitter.com/BwAOzdTCEA— sujiko (@muririenergy) March 3, 2021
今回は「大口魚」をご紹介しました!
参考:青森のうまいものたち(https://www.umai-aomori.jp/)
参考:うちの郷土料理(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html)
参考:うちの郷土料理(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html)