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【クイズ】共働き子育てしやすい街ランキングは1位は?地域の魅力をご紹介!

鍋田ゆかり

鍋田ゆかり

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「共働き子育てしやすい街ランキング」とは、日経DUALと日本経済新聞が全国の自治体を対象に「自治体の子育て支援制度に関する調査」を行い、その回答をもとに発表したランキングです。2020年総合編で1位を獲得した千葉県の街は、何市でしょうか?
ヒントは……

目次

江戸時代初期から葛飾区柴又と対岸の千葉県を結ぶ「矢切の渡し」

矢切の渡しがあるのは……
矢切の渡し

矢切の渡し

提供:写真AC
千葉県松戸市です。
矢切の渡しは 松戸市下矢切と東京都柴又を往復する渡しで、その始まりは380余年前、江戸時代初期にさかのぼります。 当時、 江戸への出入は 非常に強い規則のもとにおかれており、 関所やぶりは 「はりつけ」になろうという世の中でしたが、 江戸川の両岸に田畑をもつ農民は、 その耕作のため関所の渡しを通らず農民特権として自由に渡船で行きかうことができました。これが矢切の渡しの始まりで、いわゆる農民渡船といわれるものです。

明治以降は、 地元民の足として、また自然を愛する人々の散歩コースとして利用され 現在では 唯一の渡しとなっています。

現在200円で利用できる矢切の渡しは、葛飾区柴又などを訪れる観光客にも利用されています。
 戸定邸・客間のひな飾り

戸定邸・客間のひな飾り

戸定邸・客間のひな飾り 提供:写真AC  
松戸市にある歴史的な文化財といえば、国の重要文化財に指定されている戸定邸(とじょうてい)があります。NHK大河ドラマ「青天を衝け」で俳優の板垣李光人さんが演じる徳川昭武が建設し、過ごした場所です。松戸市観光協会のホームページ によると、徳川家の住まいが公開されているのは全国でもここだけとのこと。松戸駅から徒歩10分ほどで行けるので、松戸を訪れた際には立ち寄ってみるといいでしょう。

二十世紀梨発祥の地であり、ラーメン激戦区。駅前にはマツドナルド!?

二十世紀梨ときいて鳥取県を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は松戸市が発祥の地です。
二十世紀梨

二十世紀梨

提供:写真AC
二十世紀梨は、明治21(1888)年に大橋村(現在の二十世紀が丘梨元町)で、当時13歳の松戸覚之助少年によって発見されました。この梨は二十世紀を代表する品種になってほしいという期待を込めて、明治37(1904)年に「二十世紀梨」と命名されました。

 現在では鳥取県が全国一の生産量を誇り、二十世紀梨誕生の地である二十世紀公園(二十世紀が丘梨元町24)には記念碑や、鳥取県から贈られた感謝の碑が立っています。

松戸市といえばラーメン激戦区といわれているだけあって、おいしいラーメン店を思い浮かべる人も多いようです。大手コンビニエンスストアとコラボして商品を出している有名店、「中華蕎麦とみ田」もあります。
SNSでは、「駅前に“マツドナルド ”があるらしい」という都市伝説が語られることもしばしば。いつか本当にマツドナルドができるのではないかと、密かに期待しています(笑)。

松戸市出身の選手がオリンピックで金メダル! 専修大学松戸高校は春夏連続で甲子園出場

東京オリンピックレスリング女子フリースタイル50キログラム級で見事金メダルを獲得した須崎優衣選手は、松戸市出身です。須崎選手には、史上8人目となる松戸市民栄誉賞が授与されました。

専修大学松戸高等学校野球部はこの夏、「第103回全国高等学校野球選手権大会」に春夏連続で出場しました。平成27年に夏の甲子園大会に出場して以来、通算3度目の甲子園出場。明豊高校(大分県)に6対0で勝利し、甲子園での初勝利を飾りましたが、残念ながら2回戦で敗退してしまいました。

春はコロナ禍で事前録音で参加した吹奏楽部も、この夏は甲子園で演奏することができ、選手も生徒も、学校関係者、松戸市民、千葉県民も、それぞれに熱いひと夏を球児とともに過ごしたのではないでしょうか。

冒頭でもお伝えしたとおり、「共働き子育てしやすい街ランキング」1位に輝いた松戸市は、住みやすい、住み心地がいいという声をよく耳にします。SNSで松戸市についてきいてみると、こんなコメントが寄せられました。
「私が松戸のいいと思うところは、子どもの遊び場がたくさんあるところだと思います! 大きめの公園から近所の小さい公園も歩いていける距離に何個かあり、室内だと市で『おやこde広場』という乳幼児の親子の居場所みたいなのも地域ごとにあります」

「松戸出身者の松戸愛は凄いよ。一生松戸に住む人も多いらしい」

via Facebook
松戸愛を感じるコメントはいろいろありますが、まずは松戸市へ足を運んで実際に体験してみることをお勧めします。
写真:写真AC
文:鍋田ゆかり
取材協力:松戸市、一般社団法人 松戸市観光協会、松戸ファンのみなさま

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