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特集 | ソトコト×JOURNAL STANDARD SDGsプロジェクト

●▲■の「キヌヤ」は、とにかく地元愛に溢れたスーパーだった!

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アパレルブランド「JOURNAL STANDARD」とのコラボTシャツ企画。山陰エリアからは、●▲■のロゴがユニークなキヌヤです!

目次

キヌヤとは?

キヌヤの前身は、なんと衣料専門店。昭和26年に『益田綿業』が設立され、2年後に『キヌヤ百貨店』となり、呉服や肌着だけでなく書籍や食品の取り扱いが始まりました。その後昭和43年に『キヌヤ』へ社名変更しスーパーマーケットを展開、今に至ります。

キヌヤは現在、島根県内に19店舗、お隣の山口県萩市に4店舗、広島に1店舗の計24店を展開。またECサイトもあり、地元以外の方も商品を購入できます。

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販促企画部の竹下研司さん曰く、キヌヤは小さな頃からすごく身近な存在だったそう。従業員の家族を含めると「石を投げたらキヌヤ関係者に当たる」と言われるほど、地元に根付いたスーパーだそうです。

そんな竹下さんのおすすめ商品はわかめ茶漬け。子供の頃から炊き立てのご飯に混ぜておにぎりとして食べていた、まさにソウルフードだそう。

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他にも浜田の底引きで取れた高級魚「のどぐろ」やピリ辛でおつまみにぴったりの「赤天」、干し柿、アムスメロンなど、海の幸も山の幸も豊富なエリアだからこその商品ラインアップ。地元で採れる蜂蜜は、“ハニーオブザイヤー”を2年連続で受賞したほどの美味しさだそうです。
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「地産外商」という考え方

地元の商品をかなりのボリュームで扱うキヌヤ。そこには「地産外商」という考え方がありました。地産地消だけでなく地元外にも販路を広げ、商売に繋げていくというキヌヤオリジナルの言葉です。キヌヤのある島根県西部エリアは商圏の人口が少ないため、地域外の方に買ってもらうことが地元の方のモチベーション向上にもなり、地域が元気になるという発想です。

例えば農業では、後継者が生活できるだけの稼ぎを得られないと担い手が減るばかり。そんな中でスーパーの役割は、地元の産品を買い取って販売すること。スーパーがちゃんと買い取ることは後継者を守ることにつながり、人口流出を止めることにも繋がるという考えのもと、キヌヤは地元の商品を「ローカルブランド」と位置付け、全販売額の20%にまで高めるという目標を立てています。

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青果物地産地消コーナー「地のもん広場」。
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地元生産物のトレーサビリティを実施。
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地元の醤油コーナー。

気になるデザインをご紹介

今回販売されるTシャツのデザインは、事前にキヌヤ社員にアンケートを取り、圧倒的に人気だったものが選ばれたそう。
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Tシャツ(表)。
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Tシャツ(裏)。
竹下さんは「自分が着るのは気恥ずかしいのですが……(笑)」と前置きしつつ、地元の方はもちろん、地元を離れて暮らしている方や、キヌヤを全然知らない人にもぜひ着てもらえたらと話します。それが島根を知ってもらうきっかけになり、何らかの関係性が生まれ、地域を盛り上げることに繋がるかもしれないと考えているそうです。
約70年もの間、島根西部を中心に地域密着で商売をしているキヌヤ。地元に育ててもらったスーパーとして、地元産品を多く取り扱いながら、新たな繋がりを作って地域を盛り上げていく存在でもあります。そんな地元愛たっぷりのキヌヤのTシャツ、この機会にぜひチェックしてみてください!
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キヌヤ▶︎HPFacebook
text by SOTOKOTO photos by キヌヤ, JOURNAL STANDARD

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