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「藁素坊」なんと読む?
via 写真AC
答え:ワラスボ
答えは「ワラスボ」でした!藁素坊はハゼ科に属する魚です。日本には有明海にしかおらず、ムツゴロウと並ぶ珍魚として知られています。また同じ種類が中国や朝鮮半島にいることから昔、日本と中国や朝鮮半島が繋がっていたことを示す魚とも言われています。
藁素坊の由来
稲わらを束ねて作った筒の形に似ていることから「藁素坊」と書くようになったと言われています(諸説あり)。
ハゼには見えない見た目
ハゼ科に属しているのの、腹びれが吸盤になっている以外はハゼに見えない姿をしている藁素坊。歯がむき出している大きな口、内臓や血管が透けて見える灰紫の体、繋がった背びれと尾びれが特徴的で、まるでエイリアンとの声も聞くほどです。干潟の表面に巣穴を堀り、泥の中で暮らす時間が長いため目も退化しています。
東よか干潟ビジターセンターひがさす
佐賀市東与賀町にある「東よか干潟ビジターセンターひがさす」で様々な展示を通して干潟に興味を持ってもらいたいという想いから、干潟に暮らす生物やワラスボの透明骨格標本、巣穴の標本を見ることが出来ます。こちらには展望台もあり、双眼鏡で干潟に暮らす生き物の姿を見ることも出来るのだとか。
東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」オープン!https://t.co/UDNBer7z2H
佐賀市南部の有明海に位置し、ラムサール条約に登録されている東よか干潟の価値や魅力を発信し、さまざまな活動の拠点となる“東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」”が令和2年10月20日13時に開館しました! pic.twitter.com/FpmbzSlxFv— (一社)佐賀市観光協会 (@SagabaiOfficial) October 20, 2020
今回は「藁素坊」をご紹介しました!
参考:WARASUBO(http://www.saga-city.jp/wrsb/)
参考:東よか干潟ビジターセンターひがさす(https://www.higasasu.city.saga.lg.jp/)