「鬼糸巻鱝」でなんと読む?
大きいものだと体の幅が6mに達するものもいます。
ダイバーにも人気の高い魚ですね。
これなんと読む?
答え:オニイトマキエイ
答えは「オニイトマキエイ」でした!鬼糸巻鱝は大きいものだと体の幅が6mに達するものもいる世界最大のエイです。かつてはナンヨウマンタと同種とされていたそうですが、2009年に口周辺の色やうろこ、歯の並び方、背中の模様などの違いから別種として認定されました。水面近くを泳ぐときには左右のヒレを交互に水面に出して移動するため、遠目で見るとサメが背びれを出しているように見えるのだとか。主食はプランクトンです。
Mobula birostris (Walbaum, 1792)
— Jimmy Cheng (@J516tw) January 10, 2021
雙吻前口蝠鱝
Mobula ray
オニイトマキエイ (鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)
2018/05/02 15:20
Mawan ,Komodo Island
Canon 5D Mark IV
F6.3, 1/200, ISO 200
Canon EF 8-15mm f/4l fisheye usm lens
Subtronic Pro 270 Strobe*2#DIWA#JimmyCheng水下攝影工作室 pic.twitter.com/lA78MC61T7
珍しいエイが見られる「美ら海水族館」
沖縄県にある美ら海水族館では鬼糸巻鱝をはじめ、珍しいエイが同時に観察できる施設として知られています。展示されている鬼糸巻鱝は2018年11月15日から「黒潮の海」で展示されていましたが、健康上の理由から2019年2月に展示が中止され本部町沖合のイケスで健康回復を待ったのち、2020年5月30日に展示再開となりました。同水槽ではかつては同種とされていた「ナンヨウマンタ」や国内最小と言われる「ヒメイトマキエイ」全身が真っ黒で有名な「ブラックマンタ」の展示も行われています。珍しいエイが同水槽で観察できるのは世界でも美ら海水族館のみなのだそう。ぜひ訪れてみてくださいね。※生き物の状態により展示が中止されることもあります。
今回の目的、美ら海水族館のジャイアントマンタ❗️(オニイトマキエイ)
— Peace66 (@Peace66_aqua) November 7, 2020
他のナンヨウマンタと比べても1回りは大きいです😆 フォルムに惚れ惚れしますね〜😍
明日も見に行きます👍 pic.twitter.com/fIvO0R09jD
今回は「鬼糸巻鱝」をご紹介しました!
参考:田口 哲『フィールド・ガイドシリーズ2 日本の魚 海水編』,小学館,1989年発行,17P
参考:美ら海水族館(https://churaumi.okinawa/)