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愛媛県今治市で、地域とつながる「いまばりワーケーション」が始まります!

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目次

バケーションで終わらない、地域との共創体験を。

「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語「ワーケーション」。オフィスを離れて休暇を取りながら働くワークスタイルで、2000年代にアメリカで始まった。近年日本でもその言葉を耳にする機会が増えている。

愛媛県今治市は昨年9月より、このワーケーションに取り組み始めた。それは単なる「休暇+自前の仕事を行うこと」にとどまらず、今治に暮らす地元の事業者と関係性を結んで継続的に交流し、将来事業にも発展させていくというスタイルだ。同市は、造船業や今治タオルをはじめとする繊維業が盛んな地域。人の手が多く必要な労働集約型産業であり、デジタル化などが目下の課題でもある。そこで、このワーケーションをきっかけに、この課題の解決に結びつくような関係性が生まれたらという期待があるという。

 
今治の魅力は青い空と青い海。

そんな新しいワーケーション事業の鍵となるのが、地域の人と外の人をつなぐ存在。その役割を担う一人が、『アドリブワークス』代表の山岡健人さんだ。山岡さん自身、東京からUターンして愛媛県で事業を起こした経験の持ち主である。「商人のまち今治には、新しいことに対するチャレンジを受け入れてくれる土壌があり、私自身の起業の際にもさまざまな人が応援してくれました。ただし、地域の人は自分たちの産業が危機的状況に陥っているわけではないので、課題に気づきづらい環境にいます」と山岡さん。

山岡さんポートレイト
アドリブワークス 山岡健人さん。

昨年の実証実験の際、IT企業に勤務する女性がワーケーションを体験し、地域の事業者である果樹園でみかんの収穫やキウイの木の剪定の手伝いを行った。農地を整備して新規就農者が農業を始めやすくしたいというオーナーの思いに共感し、応援したいという気持ちからその体験の様子をメディアプラットフォームのnoteで発信したり、イラストと文字で表現したグラフィックレコーディングをTwitterにアップしたりしたという。「受け入れる側もおもてなしモードになるのではなく、滞在する側と同じ目線に立てる、そんなフラットな関係性を築けるかが大切です」と山岡さんは話す。

 
果樹園で収穫や剪定を体験。

いろいろな可能性を秘めている地域だけに、あらゆる人に関わるチャンスがありそうだ。例えば、造船業でこれまでに潜水士が担ってきた危険な仕事を代わりに行う海中ドローンの開発や、一つ一つの企業がさらに個性を発揮できるようなタオルの可能性を切り開くといった仕事など、その内容は多岐にわたる。山岡さんは、「滞在する側のニーズにも柔軟に対応しながら、これからも続いていく関係性づくりに力を入れたい」と意気込みを語った。今治での新しいワーケーション事業は、新しい未来を築いていきそうだ。

ワーケーションを通して出会える今治のみなさん

 
株式会社丹後 丹後博文さん。

『丹後』は、1925年から続く老舗タオルメーカーの伝統と熟練した職人の技を受け継ぎ、2015年に生まれた会社です。ワーケーションをきっかけにした新しい出会いをうれしく思っています。タオルを通じて一緒に「しあわせ」を増やしていきましょう。

 
株式会社オオミシマワークス 増田茂樹さん、理絵さん。

『オオミシマスペース』は、瀬戸内しまなみ街道の真ん中の大三島にある、ワークスペース付きの一棟貸し切り宿です。私たちテレワーカー夫婦のこだわりの空間で、快適にワーケーションをしながら島の暮らしを体験できます。ぜひ今治にお越しください。

ワーケーション拠点

・オオミシマスペース
「ワーク&ライフ」がコンセプト。8人まで宿泊可。チーム合宿にも。

・大三島素泊り茶房 トマリギ
ドミトリー、個室あり。サイクリストにもやさしい。キッチンあり。

詳細はこちら

「いまばりワーケーション」特設ページ
https://workation-imabari.jp

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