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海洋漂着プラスチックこ由来のアップサイクルプロダクツ「海洋漂着ごみ回収バッグ」登場

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産学連携・超異分野チーム「Material Circulator(マテリアルサーキュレーター)」に参画している、マナブデザイン 株式会社は、2020年9月19日沖縄県うるま市で開催されたWorld Cleanup Day Okinawaにおけるビーチクリーン活動にて、海洋漂着プラスチックごみ由来のアップサイクルプロダクツ「海洋漂着ごみ回収バッグ/ポーチ」を公開しています。

目次

Material Circulator活動概要

ジーエルイー合同会社、マナブデザイン株式会社、株式会社ピリカ、東京理科大学、株式会社 TBMの5団体で構成される産学連携・超異分野チーム「Material Circulator(マテリアルサーキュレーター)」は、海洋ごみ削減とビジネス創出を目指した「プロジェクト・イッカク」の一環として、沖縄県うるま市で開催された World Cleanup Dayにおけるビーチクリーン活動にて、海洋漂着プラスチックごみ由来のアップサイクルプロダクツ「海洋漂着プラスチックごみ由来のアップサイクルプロダクツ」を公表しました。

Material Circulatorは、再資源化された回収ごみが、人々の生活の一部に溶け込む製品に生まれ変わり、ごく当たり前に再生化された製品が生活の中にある社会の実現を目指します。

Material Circulator 特設ページ:https://www.material-circulator.com/

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2019年、公益財団法人日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)、株式会社リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」の海洋ごみ削減とビジネス創出を同時に実現する事業モデルの1つに「Material Circulator」の企画が採択されました。Material Circulatorは、沖縄の人々や観光客を海ごみ拾い活動に巻き込む仕組みづくり、海洋環境汚染問題に対する意識改革と行動変容を促すことを目指し、沖縄での海洋漂着ごみ拾い活動の事業化を目指すジーエルイー合同会社が海洋漂着ごみを回収、石灰石を主原料とする新素材 LIMEXを開発する株式会社TBMと材料研究の東京理科大学生野准教授が再資源化、デザイン事務所のマナブデザイン株式会社が商品企画し心に残る製品を消費者に届ける、というサイクルを形成しました。

この度、プロジェクトの活動として回収した海洋漂着プラスチックごみ(ブイ)を再資源化することに成功し海洋漂着プラスチックごみを再資源化したバッグの試作品(第1弾)を沖縄県うるま市で開催された World Cleanup Day Okinawa で公表しました。海洋漂着プラスチックごみを再資源化して製作したバッグは参加者により「海洋漂着ごみ回収バッグ」として活用され、海ごみの回収アクティビティと回収物のアップサイクルが成り立つことが実証されました。

「海洋漂着ごみがアップサイクルできることに驚いた」「拾った海洋漂着ごみが別のプロダクトになるとうれしい」「サラサラしていて心地いい、海みたいな色になるといい」などビーチクリーンに参加した多くの方から感想が伺えました。また、ビーチクリーン参加者が楽しみながら環境問題の現状を理解し、海洋漂着ごみの回収が行えるよう独自に制作した「うみ ごみひろい きろくシート」と「うみごみひろい ぶんせきシート」が配布され、生野准教授(東京理科大学)による実験ワークショップも実施しました。

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プロジェクト・ イッカク

公益財団法人日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 (JASTO)、株式会社リバネスが共同実施する「プロジェクト・イッカク」は、海洋ごみ削減とビジネス創出を同時に実現する事業モデル構築を目指し、ベンチャー企業を中心とした超異分野チームを組成して推進しています。2019年より3つのチームが採択されています。

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プロジェクトチーム構成

<海洋漂着プラスチックごみ回収/プロジェクトリーダー>
ジーエルイー合同会社

<活動企画/プロデュース、海ごみ由来の製品企画・開発>
マナブデザイン株式会社

<人工芝回収、ピリカSNS運用>
株式会社ピリカ

<回収した海洋漂着プラスチックごみの再資源化技術の研究>
東京理科大

TBM株式会社

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