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特集 | ソトコト×JOURNAL STANDARD SDGsプロジェクト

「カンケイ商店」のTシャツを着て福井県大野市を訪れると、何かが起こる⁉︎

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アパレルブランド「JOURNAL STANDARD」とのコラボTシャツ企画。北陸エリアからは、2021年にオープンしたユニークなスペース「カンケイ商店」です!

目次

「カンケイ商店」って一体どんなところ?

福井県大野市に登場した「カンケイ商店」。一体どんな場所なのでしょうか。
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「カンケイ商店」を立ち上げたのは、このまちで暮らす5人。大野出身のデザイナーに設計士、大阪から大野に移住したWEBコンサルタント、東京から大野に移住した料理人、そして地元の酒屋オーナーという異色の組み合わせです。
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左から)印牧拓朗さん、中村和幸さん、永井杜弥さん、源内啓志朗さん、長谷川和俊さん。
彼らは大野に遊びにきた友人らを自宅に泊めたり、自治体主体の講座で地元の魅力を発信したりしていましたが、より枠を広げ、地域内外を繋げる関係性づくりの拠点が欲しいという思いが一致。地元の空き家をリノベーションし「カンケイ商店」を2021年7月にオープンさせたのです。
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1階は古民家レストラン。スペースを丸ごと使った贅沢な席割りで人が行き交いやすく、料理を軸に自然と会話が生まれ、地域内外の関わりが生まれる場として機能しています。
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コワーキングスペースやイベントを実施できるスペースもあり、フリーランスの若者から地元のおばあちゃんまで、さまざまな人が訪れる場所になっています。
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大企業がローカルに目を向ける時代。

実は2017年度から3年間、ソトコトは福井県大野市より委託を受け「越前おおの みずコトアカデミー」という講座を実施していました。「カンケイ商店」発起人の一人・長谷川和俊さんは当時、講座のメンターとして関わってくれていたのです。
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「越前おおの みずコトアカデミー」で受講生のフォローを行う長谷川さん(左)。
すでに関係性があったこともあり、今回の企画はとてもスムーズに進みました。長谷川さんは「近年、地方創生や地域活性化に関する取り組みが広がり、大企業がローカルエリアに目を向ける流れを羨ましく見ていました。今回話をいただき乗らないわけがないなと(笑)。JOURNAL STANDARDとこのような形で関われるのはとても嬉しいです」と話してくれました。

もし「カンケイ商店」のTシャツを来て大野を訪れたら……?

そして出来上がったTシャツはこちら。手を組んでいるように見えるロゴは、上が大野を囲む山々、下は大野で今も日常的に使われている地下水をイメージしたデザインです。
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バックプリントには米俵を担いだ人々の姿が。絶妙なゆるさが印象的です。
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もしこのTシャツを着て大野を訪れてみたらどうなるでしょう?
「もれなく僕らから話しかけちゃいますね(笑)」と長谷川さん。このTシャツを選んでくれる人は間違いなく面白いはず、ぜひ積極的に関係性を築きたいと考えているそうです。Tシャツをきっかけにこれまで知らなかった地域を知り、その土地を訪れて地元の人と仲良くなっていく……そんな関わり方も素敵ですよね。

関係性が掛け算的に増えていく。

「カンケイ商店」は、当初リノベーションの過程から地域外の人にも手伝ってもらい、2020年内のオープンを目指して動いていました。しかしコロナ禍により外から人を呼ぶことができなくなり、当初予定から大幅に遅れてオープンしました。

コロナ禍を経て、長谷川さんたちは顔を見てつながれる場所を大事にしたいと気持ちを新たにしたそうです。「カンケイ商店」という土台に地域内外の人が集まり、自然と会話が生まれ、関係性が育まれていく。そんな姿を目指す長谷川さんは「場の持つチカラで関係性が掛け算式に増えていって、すでに予想もしなかった化学反応が生まれ始めています。『カンケイ商店』をたくさんの方の“ホーム”にしてもらえると嬉しいです」と語ります。彼らの仲間入りをしたい方、ぜひTシャツを着て大野を訪れてみてください。地元を思うかっこいい若者達が、きっと暖かく迎えてくれるはずです。

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カンケイ商店▶︎HPFacebookInstagram
text by SOTOKOTO photos by カンケイ商店, JOURNAL STANDARD

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