鳥取大学地域学部准教授|大元鈴子さんの選書

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 鳥取大学地域学部准教授|大元鈴子さんの選書 3〜5

2022.01.18

3. モノの越境と地球環境問題 ─グローバル化時代の〈知産知消〉

最終章に「地産地消から知産知消へ」とあります。地理的な近さよりむしろ消費者と生産者の関係性の距離を「知ること」で近づけることが大切という意味を込めた造語です。ローカル認証を考えるうえで大きなヒントとなりました。

書籍情報
著者:窪田順平編
出版社:昭和堂
発売日:2009/10/1

4. ほどよい量をつくる ─しごとのわ

一点物と大量生産の中間、誰が誰に向けてつくっているのかを把握できるくらいの生産量を「中量生産」と呼び、その作り手たちの工夫を紹介します。食べ物に限らず、さまざまな業種でも動きがあることを知らされます。

書籍情報
著者:甲斐かおり
出版社:インプレス
発売日:2019/9/25

5. Slow Food Nation ─Why Our Food Should Be Good, Clean, and Fair

「スローフード」は世界各地に支部を持つムーブメントです。地域ごとのスローフードは多様ですが、同じ理念を共有する「草の根運動の国際ネットワーク」としてつながっているのがユニーク。ローカル認証との共通点が多いと感じます。

書籍情報
著者:カルロ・ペトリーニ
出版社:Rizzoli Ex Libris
発売日:2007/5/8

photographs by Yuichi Maruya text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年1月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。