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サスティナビリティ

連載 | SUSTAINABLE DESIGN

『amida coffee』の大仏カステラ 大仏カステラで、まちを元気に。

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道を歩いていて、イケメンを「二度見」してしまったことがある人は多いと思う。なんと私は最近、大仏が男前すぎて、二度見してしまった。そのお相手は、富山県高岡市の「高岡大仏」。シュッとした目元、やさしげな微笑み。その素敵な風貌で、高岡のまちや人々を見守ってきた。
 
そんな大仏をモチーフにした「大仏カステラ」が登場した。つくっているのは、昨年12月に大仏のすぐそばに開店した「大仏」がコンセプトのカフェ『amida coffee』だ。材料には富山県内産の小麦粉を使用。地元の伝統工芸である「高岡銅器」でつくられたオリジナルの焼き型で焼き上げている。カステラは甘さ控えめで、老若男女問わず喜ばれる味。食べ歩きや写真撮影のために、持ち手をつけた。「このカステラを手に、まち歩きを楽しんでもらい、にぎわいをつくりたい」と店長の福岡経さんは語る。カフェでは、大仏のラテアートが特徴の「大仏ラテ」や、「大仏ソフトクリーム」も提供している。これからが楽しみだ。
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「#大仏カステラ」はSNSでも人気。インスタの投稿を真似して、高岡大仏との記念写真の撮影に挑戦した。何度も撮るうちに「高岡大仏」への愛着が、ますます深まった。
曽我美穂
そが・みほ●雑誌やウェブサイト向けに、環境に関する取材、執筆などを行っているエコライター。私生活では2009年と2012年生まれの2児の母でもある。現在、富山県在住。
photograph & text by Miho Soga
記事は雑誌ソトコト2022年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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