目次
3. 貨幣システムの世界史
200年ほど前までは、人類の9割は数種類のお金を並行して使っていた……今のお金のあり方が唯一絶対ではなく、社会の必要に応じてお金の形は変わっていいのだと、先人たちの自由な発想を教えてくれる本です。
著者:黒田明伸
出版社:岩波書店
出版社:岩波書店
4. 貨幣の思想史 ─お金について考えた人びと
なぜ人はいつまでもお金のために生き、お金に依存することなしに生きられないのか……そんな社会がつくり出された経緯を、著名な経済学者がそれぞれの貨幣論でどう説いてきたかということから繙いた本です。
著者:内山節
出版社:新潮社
出版社:新潮社
5. ナニワ金融道
大阪の消費者金融の営業マンと、借金に人生を翻弄される人たちの姿を描いた漫画。つらくなる話が多いですが、お金には確実にこういう面があることを無視しないことが、お金を正しく捉えるのに必要です。
著者:青木雄二
出版社:講談社
出版社:講談社
photographs by Yuichi Maruya text by Sumika Hayakawa
記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。