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「床伏」と書いてなんと読む?
床に伏せると書いて・・・?
「センネンゴ」と呼ばれることも。
これ、なんと読む?
「センネンゴ」と呼ばれることも。
これ、なんと読む?
答え:とこぶし
答えは「とこぶし」でした!床伏はミミガイ科の貝です。アワビの仲間ですが10年で殻長が15cmほどになるアワビに対して、床伏は大きくなっても殻長が7cmほど。そのため「センネンゴ」と呼ぶ地域もあるのだとか。またそのほかにも様々な呼び名があり「ナガレコ」「フクダメ」などと呼ばれることもあります。小さいアワビと床伏の見た目は似ていますが「呼水孔(こすいこう)」と呼ばれる貝殻の表面にある孔(あな)の数で見分けるそう。ちなみにアワビは4~5個、床伏は6~8個だそうです。
一日一貝
六月十一日 トコブシ(床伏、床臥)床に伏せると書いてトコブシ、甘辛く煮付けて一晩寝かせたらえぇ酒のあてになりますね。朝調理したからそろそろ。 pic.twitter.com/hCU4DtmqqZ
— 縛レンジャー (@white_shibari) June 11, 2020
床伏の由来
床伏の「床」は浅い場所を指し「伏」は小さいという意味があり、浅い岩礁を好み暮らしている小さいアワビ=「床伏」と書くようになったという説と、床に伏せたようにみえることから「床伏」と書くようになった説などがあります。
大島町の床伏
東京都大島町は床伏の産地です。加熱しても硬くなりにくいことから日持ちする食材として重宝されてきたそう。お正月の料理にも煮付けとしてよく登場するのだとか。煮物はもちろんですが、新鮮なものは刺身として食べるのもオススメです。
トコブシ煮付け pic.twitter.com/RoKqACnu50
— ぽち (@naka_yasuh) May 30, 2020
今回は「床伏」をご紹介しました!
参考:TOKYOイチオシナビ(https://chiikishigen.tokyo/)
参考:京都府(https://www.pref.kyoto.jp/index.html)