2020年に発足して以来、4万3千食以上のお弁当を家庭に届けてきた「こどもの笑顔弁当」活動。これからはより勢力的に、届けられる笑顔の幅を広げていきます。
こどもの笑顔弁当とは?
仕事に家事に育児と、大忙しのひとり親家庭。
料理に掃除、洗濯に加えて仕事と…こどもと過ごせる時間も限られてしまうものでしょう。
こどもたちはもしかすると、もっと親と一緒にいられる時間を欲しているかもしれません。こどもの笑顔弁当では、手間のかかる料理にあてる時間をこどもと一緒に過ごす時間に変えて欲しいという気持ちを、お弁当にこめて応援しています。
「いつでも応援しているよ」を届ける
そして、「いつでも相談してね」とコミュニケーションをとるきっかけになるように働きかけています。ひとりで抱え込みつらい生活を続けているひとり親家庭がいるなら、応援している存在がいることを知って欲しい。
お弁当としての役割以上に、コミュニケーションツールとして活用していただきたいのです。
活動範囲が11区へ拡大 より多くのひとり親世帯に笑顔を届ける
しかし今年、なんと東京の11区へと活動範囲を拡大することに成功。
・江戸川区
・葛飾区
・足立区
・千代田区
・港区
・新宿区
・豊島区
・品川区
・大田区
・世田谷区
・目黒区
みなさんのお住まいの区は、対象に入っておりますでしょうか?もし対象区にお知り合いのひとり親世帯がいれば、ぜひ教えてあげてください。「こどもの笑顔弁当」が、お弁当を届けに行きます。
心あたたまる 子どもたちからのお礼の手紙
そのお手紙は、お弁当が笑顔を届けられたことの何よりの証明です。
お礼の手紙には、お弁当を受け取ったこどもたちや親御さんからの、あたたかい言葉やイラストが並べられています。
お弁当を食べた人たちからの「おいしかった」は、お弁当の提供にご協力くださった業者様あっての成果です。
お弁当を受け取って「はげまされた」という言葉は、寒い冬の日も、暑い夏の日も、強い雨の日も身体を張ってお弁当を届けた配達員さんあっての成果です。
こどもとお弁当を食べる時間を過ごして「頑張ろうと思った」という気持ちは、お弁当が届くまでに携わった人たちの見えない努力の成果です。
そして「ありがとう」という言葉は、「こどもの笑顔弁当」を始動する私たちチーム全体に、もっと応援する元気を与えてくれています。
お手紙に添えられたこどもたちのイラストはどれも、にこにこと満面の笑みを浮かべる協力者やこどもたち、家族の様子ばかりです。
そしてまた今日もひとり、笑顔になる人を増やせていたら嬉しいです。
コロナ禍で苦しむ家庭を支えたい
突然現れたコロナ禍に、経済的にも精神的にもダメージを受けた人は多いでしょう。
こどもの笑顔弁当を立ち上げた代表・笹裕輝は、自身もひとり親家庭で育った経験から、この機会を黙って見過ごしてはいられませんでした。そこで立ち上げられたプロジェクトでは、ひとり親家庭それぞれが抱えている課題からの卒業を目標に応援をはじめました。
卒業までの期間に隔週で無償のお弁当を届ける活動を通し、ひとり親自身が自分の力で困窮から抜け出すためのサポートを行っています。
現在の「こどもの笑顔弁当」では、できたてのおいしいお弁当を家庭に届けることで、ひとり親家庭に元気をおすそ分けしています。季節ごとにスペシャルメニューを用意したり、特別企画で普段とちょっと違うわくわくを届けたりする予定です。
近い将来、お弁当に限らずさまざまなギフトをお届けできたら良いと考えています。
もっと笑顔を届ける 支援大歓迎です
どんな形でも大歓迎です。「こんなことならできます」というお声がけ、お待ちしております。もちろん、寄付金によるご支援もありがたく頂戴しております。
活動を広めるお手伝いをしてくださる形でのご協力も大歓迎です。
ご自身のSNSやYouTubeチャンネルでの広報活動から、お弁当配りのお手伝いなど、賛同いただける方法はさまざまです。
インフルエンサーやスポーツ選手など、発信してくださる方も募集しています。
「一般社団法人こどもの笑顔弁当」とは?
20〜30代という、現代を最先端でになう若者たちを筆頭に、ひと家族でも多く笑顔にしようと活動しています。
人の生活の基盤となる「衣食住」のうち、人の原動力となる「食」を通してひとり親家族を応援しようと動いています。