豊かな森に囲まれた山形県・小国町で地域に根差した暮らしを営む人たちと出会う連続講座「白い森サスティナブルデザインスクール」。半年で4回の講座を通して、12人の受講生が小国の人や自然、食などから小国の魅力を発見し、自分らしい小国との関わり方を考えてきました。
11月23日(木・祝)には東京・世田谷区のコミュニティスペース「タタタハウス」にて講座の最終回が開かれ、受講生一人ひとりが今後小国とどのように関わっていきたいかを発表する「関わり方プラン発表会」を行いました。
「自分の住んでいる地域で生まれる活動拠点で小国に関するイベントを実施したい」「空き家を活用して町に銭湯を作りたい」といったプランの発表もあれば、小国で感じたことを曲にして歌ったり、小国の食材を詰め込んだランチボックスを提供したりと、発表の手法も多岐にわたり、受講生の小国への愛が溢れる笑顔の絶えない時間となりました。
発表会には今期の受講生だけでなく、過去の「白い森サスティナブルデザインスクール」受講生や、小国の高校に他地域から短期留学した経験のある学生など、たくさんの小国ファンが駆け付けました。初めて会う人同士でも、小国の好きな所を語り合うとすぐに打ち解けていました。
発表会の後は、小国の食材を使った料理を楽しむ交流会も開催。受講生がメニューを考案し作ったおいしい料理に話も弾み、また小国で会う約束をしている人たちも。
今年度の「白い森サスティナブルデザインスクール」はこれにて終了しましたが、受講生と小国のつながりは生まれたばかり。今後も受講生一人ひとりが自分らしく小国とつながりを持ち続けていってくれることを願っています。