“鱸”と書いてなんて魚?
魚へんに盧と書いて・・・?
釣り人にも人気の高い大きな魚です。
これなんて魚?
答え:スズキ
答えは「スズキ」でした!鱸は、スズキ目スズキ亜目スズキ科に属する出世魚のひとつです。大きさによって名前が変わりますが、地域によってその名も違うのだそう。ちなみに関東ではセイゴ→フッコ→スズキ、関西ではハネ→フッコ→スズキと呼ばれています。
島根県宍道湖の鱸
島根県にある宍道湖(しんじこ)は鱸の産地です。季節によって移動をする鱸は、6月頃から秋頃まで宍道湖で暮らしています。宍道湖は淡水と海水が混ざりあう汽水湖で、周囲47kmと広いことから松江市、玉湯町、宍道町、斐川町、平田市の各水域では季節ごとに海水の混ざり方が違うのだそう。
湖の大きさとしては
— 島根の常識☆非常識 bot (@shimanenohutuu) November 24, 2021
全国で7番目ですが
この宍道湖の夕日は
全国1位じゃないでしょうか?
ちなみに
日本夕日百選にも選ばれてますよ♪pic.twitter.com/HzmT0qrF9K
宍道湖七珍
季節によって海水の混ざり方が異なる宍道湖ではさまざまな魚介類が獲れます。特に、
・鱸
・シラウオ
・コイ
・ウナギ
・モロゲエビ
・アマサギ
・シジミ
は「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」と呼ばれ、宍道湖の味覚として親しまれています。
宍道湖七珍は、昭和5年に松井柏軒という人が「宍道湖の十景八珍」を松陽新聞で連載開始したことがきっかけです。ですが連載当初から様々な議論が飛び交い、八珍から現在の七珍となったのだとか。
【宍道湖七珍(島根)】
— ローカル食図鑑 (@kKMGOS77Izd8aBH) November 8, 2020
宍道湖でとれる代表的な魚介を宍道湖七珍(しっちん)と呼ぶ。スズキ、モロゲエビ(ヨシエビ)、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミの七つで、頭文字をとって「スモウアシコシ」と覚える。有名なシジミを筆頭に、宍道湖の汽水の豊かな生物相を象徴する食材たちだ。 pic.twitter.com/kdLiDGKO2Q
今回は「鱸」をご紹介しました!
参考:島根県(https://www.pref.shimane.lg.jp/)
参考:神々のふるさと山陰(http://furusato.sanin.jp/)