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「海鷂魚」なんと読む?
水上コテージの近くにえい(海鷂魚)が来ました∈( ⊙_________ ⊙)∋#gililankanfushi #maldives #northmaleatoll #ギリランカンフシ #えい #ray #海鷂魚 #モルディブ pic.twitter.com/YN44w4LAh3
— まっきい (@makkii3497) September 5, 2016
答え:エイ
答えは「エイ」でした!海鷂魚はほかにも「鱏」、「鰩」、「鱝」と書くこともあります。一般的に目にするのはカタカナでしょうか。漢字3文字で2文字のエイと読むところにも驚きです!
エイの煮こごり
エイの煮こごりとは、赤エイを甘辛く煮た奈良県の郷土料理のひとつです。おもに葛城地域を中心に食されています。エイを煮たときに出るゼラチン質が煮汁に溶け込み、徐々に熱が取れていくとゼリー状に固まる様子から煮物ではなく、煮こごりと呼んで切るのだそう。また奈良県は海に面していない内陸県ですが、葛城地域は古くから大阪との交流が深く、新鮮な魚を手に入れやすい地域だったため、魚を使用した料理が根付いたと考えられています。しかしエイは鮮度落ちが早いため、新鮮なうちに煮こごりにする家庭が多かったそう。ちなみに、エイの煮こごりで残った肝の部分は小さくカットし、ゴボウやにんじん、しいたけ、油揚げなどと一緒におからとだし汁で炒めて食べると美味しいそうですよ。
アカエイの煮こごり
エイの煮付けを作る意義は
ここにこそある日本酒のアテによし
熱い白飯の上でトロけさせるもよし pic.twitter.com/OfS8Ex9nSZ— ひろいぐい太郎 (@hiroiguiTARO) December 14, 2019
ハレの日にも
エイの煮こごりはお正月をはじめ、結婚式などハレの日にも登場する料理で、奈良春日大社若宮で行われる「おん祭」でも食されてきたのだとか。
今回は「海鷂魚」をご紹介しました!