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「大逆」なんと読む?
答え:オオサガ
答えは「オオサガ」でした!大逆はフサカサゴ科に属する深海魚です。長卵型の体と、上顎よりも突出した下顎にあるこぶ状の突起が特徴です。大逆は長寿であることでも有名で、なんとその長さは90~100年以上!成魚になるまでに10年以上もかかるのだそう。地方名も多く、深海魚であることから水揚げされる際に急激な水圧の変化で目が飛び出す様子から「メヌケ」、バラのように真っ赤な姿から「バラメヌケ」、長寿で縁起の良い魚であることから「コウジンメヌケ(幸神目抜け)」などと呼ばれることも。
本日は先日深海から釣り上げたオオサガ(^^) pic.twitter.com/j34eveJ6Dc
— dezo@YouTube (@dezo_tv) November 7, 2019
北海道の大逆
北海道は大逆の産地です。漁獲時期は7月から11月頃。北海道では鯛がほとんど獲れないことから大逆はきんきと並んで鯛の代用品として人気があります。分布水域は200~1300mですが、北に行くほど漁場が浅い傾向にあるのだそう。また北海道の大逆は岩礁地帯や谷部で潮の流れが緩い場所を好む傾向にあり、秋から春は沖合に分散し、夏季に沿岸の浅い場所に移動するそうです。大逆は“超”が付くほどの高級魚。味ももちろん超一流と言われ、焼いてもよし、煮てもよし、鍋にしてもよしの万能魚なのだとか。
今朝の魚シリーズ。
コウジンメヌケ(本目抜)。
キンキと並ぶ冬の北海道の高級魚。鍋物やしゃぶしゃぶ、刺身、兜煮と一匹でコース料理ができてしまう。#さっぽろ朝市#船木商店 pic.twitter.com/tLg7revNQI— なっき🚭禁煙中 (@sakanano_funaki) February 17, 2017
今回は「大逆」をご紹介しました!
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)
参考:道南農林水産部(https://donan-norin-suisanbu.com/)