「魚鬼」なんと読む?
ヒント①:幻の魚と呼ばれている
ヒント②:国内では北海道でのみ確認され、絶滅危惧種にも指定される
答え:イトウ
答えは「イトウ」でした!魚鬼はサケ科の仲間です。
北海道の魚鬼
現在、魚鬼は日本国内では北海道でのみ確認されています。魚鬼のオスは全長約40cm、メスは全長約60cmになる魚で、日本産の淡水魚の中では最も大きく成長する魚とも言われています。北海道ではかつて2mほどの魚鬼が漁獲された記録もあるそうで、アイヌの伝説には大鹿を一飲みするほど大きい魚鬼が死んだときに、川をせき止めて湖を作ったという伝説も残されているのだとか。
2017年2月26日、91センチ。11歳の息子が釣り上げた、人生初のイトウ。魚鬼。長さはメーターに足りないが、見事な体高と太さだった。少年の「夢」が「現実」となった瞬間。 pic.twitter.com/zEkeOwWyoZ
— 福田ゴッチ (@gotch0813) February 27, 2017
現在は絶滅危惧種に指定
魚鬼は人間の生活圏に近い湿原の川や湖沼で過ごしますが、環境の変化から減少傾向にあり、現在は絶滅危惧種に指定されています。そのため天然物はなかなかお目にかかることは難しく「幻の魚」と呼ばれることもあるのだそう。阿寒湖などでは魚鬼の養殖も行われています。一部の魚鬼は釣り堀へ利用されることもありますが、そのサイズの大きさから釣り人に人気が高いのだそう。調理する際には刺身や焼き魚、天ぷらなどにすると良いそうです。
今回は「魚鬼」をご紹介しました!
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)
参考:阿寒湖漁業協同組合(http://www.akan-gyokyo.com/index.html)