目次
「胡瓜魚」なんと読む?
胡瓜魚#今日の釣果 pic.twitter.com/dDhYM9aFjQ
— 崖の上 (@orangina86) June 15, 2016
答え:キュウリウオ
答えは「キュウリウオ」でした!胡瓜魚はキュウリウオ科に属する魚です。全長15~25cmほどで、サケ科やキュウリウオ科、熱帯魚のカラシン亜目のみに見られる脂ビレを持っているのが特徴です。※アユの仲間も含む
キュウリのような匂いのする魚
胡瓜魚はその名の通り、青臭いキュウリのような匂いがする魚だと言われています。とくに匂いを強く感じるのは産卵期だそう。また人によってはぬめりが無く、ザラつく点もキュウリを連想させるのだとか。ちなみに学名はOsmerus eperlanus mordax。Osmerus=匂うものという意味があります。
キュウリウオ
その名の通り野菜のキュウリの匂いがする魚。
本体は勿論、この魚を入れていた袋から魚を出し残った香りが青臭〜いキュウリそのもので、あれ?キュウリ買ったっけ…?と思ったほど。
カッコイイ牙が生えており、体色も美しくそこそこ大きくなると良いところだらけ。
#素敵な生物名 pic.twitter.com/KjVAOCbIXC— さかまつき (@makky0124_t) October 14, 2021
北海道のみに分布する魚
胡瓜魚は日本国内では北海道のみ分布が確認されています。4月下旬~5月下旬の水温が7℃くらいになる頃に産卵のため川に遡上しますが遡上するのは夜の21時頃からで、23時~翌朝の4時頃に産卵したあと体力が尽きて死んでしまう胡瓜魚もいるものの、ほとんどが夜明け前に海に戻ります。ちなみに北アメリカ東部では一生を淡水で過ごす胡瓜魚もいるそうです。また胡瓜魚の身は淡白で、干物のほか、揚げ物、塩焼きなどで食されています。
今回は「胡瓜魚」をご紹介しました!
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)
参考:国土交通省 北海道開発局(https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/index.html)