答えは「オオサンショウウオ」でした！大山椒魚は世界最大級の両生類です。大きいものだと体重３０㎏を超え、１５０cm近くにもなるのだとか。体の色は褐色のものが一般的で、斑点が所々にあります。一生を水中で過ごしますが、繁殖などで移動するときには陸地に上がることもあるそうです。夜行性で甲殻類やカエルなどを食べて暮らしています。

大山椒魚は国指定の特別天然記念物に指定されています。そのため見かけたら捕まえたりせずに、そっと見守るだけにしてくださいね。もし元気のない大山椒魚や死んでいる大山椒魚を見つけた時にも、決して触らず担当する市町村の文化財課などに連絡するのが良いそう。動いていないなと思っても、大山椒魚は反射的に目の前のものに噛みつく習性があるそうです。

岡山県真庭市には大山椒魚が観察出来る「はんざきセンター(真庭市オオサンショウウオ保護センター)」があります。真庭市周辺では大山椒魚のことを「はんざき」という名で親しんでいますが、なぜその名が呼ばれるようになったのかというと「半分に大山椒魚を割いたとしても生きているほど生命力の強い生き物だから」、「捕食する際に口が半分引き裂かれたように大きいから」といった説が有力だそうです。この施設では繁殖の様子を再現したジオラマや化石のレプリカの展示をはじめ、出来るだけ自然に近い形で飼育している大山椒魚を見ることができます。

今回は「大山椒魚」をご紹介しました！

参考：真庭市(https://www.city.maniwa.lg.jp/)
参考：西宮市(https://www.nishi.or.jp/index.html)
参考：伊丹市(https://www.city.itami.lg.jp/index.html)
参考：愛知県(https://www.pref.aichi.jp/)
参考：相模原市(https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/index.html)